今回読んだ本は「これからの「正義」の話をしよう」です。
この本を読んで私が学んだことは、自分の意見を持つことの大切さです。
この本の中では、正義に対する様々な考え方や、それらの考え方のメリットとデメリットを紹介してくれています。
どんな考え方にも、良い所と悪い所がある。
完璧な考え方なんて無いってことです。
でも、だからこそ自分の意見を持つことが大切になってきます。
なぜ自分の意見を持つことが大切なのか?
今回は、自分の意見を持つことの大切さを3つ紹介します。
自分を活かせる
そもそも「自分の意見を持つ」とはどういうことでしょうか?
自分の意見を持つということは、
自分がある物事や出来事に対して、どう思うのか、なぜそう思うのかを理解することです。
つまり、「自分の意見を持つ = 自分を知ること」です。
そう考えたときに、じゃあ自分を知ると何がいいのか?
自分を知ることの一番のメリットは、「自分を活かせること」です。
知らないものは活かすことはできません。
例えば、ハサミのことを知らない人にハサミを上手に使うことはできないですよね。
知ることで初めてその特性を活かすことができるんです。
自分はどんなときに、どんなふうに考え、どんな感情を持つ傾向があるのか。
そしてそれはなぜなのか。
そんなふうにして自分を知ることで、初めて自分を活かせるようになります。
成長できる
厳密に言えば、自分の意見を持っていない人なんていないのかもしれません。
誰しもが何かしらの思いは持っているものです。
では、「この人は自分の意見を持ってるな」と思われる人とはどういう人なのでしょうか?
それは「自分の意見を発信している人」です。
仕事の会議の場やSNSで自分はどう思うかを発信(発言)できる人が「自分の意見を持っている」と言われる人です。
自分の意見を発信できると何がいいのか?
それは、成長できるということです。
自分の意見を発信すると、それに対する反応が返ってきます。
「それは良い意見だね」「それは違うと思う」「こういう考え方もあるよね」などなど。
こうした反応を受けることで、自分の意見の良い所や悪いところ、自分が見えてなかった視点からの意見などが見えてきます。
そして、自分の意見をアップデートしたり、さらに自信を持てたりすることで、自分の意見を磨き上げることができるんです。
自分を分かってもらえる
自分の意見を発信することのメリットのもう一つは、
周りの人にも自分を分かってもらえることです。
何を考えているのか分からない人よりも、
この人はこういう考えを持っている人だと分かっている人のほうが付き合いやすいですよね。
上司からしても、部下の考え方が分かっていたほうが育てやすいです。
また、周りの人から自分を活かしてもらえるというメリットもあります。
前述したとおり、自分を知っていたほうが自分を活かせるのと同様に、周りの人が自分の特徴を知っていたほうが、自分を活かしてもらいやすいです。
他にも自分が意見を発信することで周りも意見を発信しやすくなるというメリットもあります。
このように、自分の意見を発信することは、人間関係にも良い影響を与えてくれます。
まとめ
今回は「自分の意見を持つことの大切さ3選」を紹介させていただきました。
皆さんが自分について考えるきっかけになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
【今回読んだ本はこちら】
【読書にはKindleがオススメ。理由はこちら】
コメント