どんなピンチでも深刻にならず冷静さを保つ3つの方法

ビジネス

今回読んだ本は「Deep Skill」です。

この本は、したたかさを磨く方法を教えてくれます。

サラリーマンとして必要なスキルはなにか?

会話術、ITスキル、課題解決スキル。

もちろんそれらもとても有効なスキルです。

ただサラリーマンとして、それらのスキルだけでは十分ではありません。

もうひとつ大切なスキル、それは「したたかさ」です。

とても難しいプロジェクトが軌道に乗り始めると何が起きるか?

かつて否定的な発言をしていた人たちは、「おれもいいアイデアだと思ってた」と手のひらを返し始めます。

こんなとき嫌味のひとつでも言いたくなりますよね。

でもしたたかな人は笑って「ありがとうございます」と言います。

それはなぜか?

余計なことを言って気を悪くされるよりも、味方につけておいたほうが今後得だからです。

このように内心は腹を立ててても、感情に流されず冷静に状況を見て、自分に有利は判断ができる人。

これがしたたかな人です。

このしたたかさが組織の中で働くサラリーマンにはとても重要です。

そんなしたたかさを手に入れるには、どんなピンチな状況でも感情に流されずに冷静に状況を見る必要があります。

なので今回は、どんなピンチでも深刻にならず冷静さを保つ方法を3つ紹介します。

すぐに「9回裏ツーアウト」と思わない

先述した通り、サラリーマンとして冷静さを保つことはとても大切です。

では冷静さを失うときはどういうときか?

それはピンチのときです。

担当業務がピンチになると周りからのプレッシャーで冷静さを欠いてしまいがちです。

そしてそんな精神状態で重要な判断をするから間違った判断をしてしまい悪循環に陥ります。

そんなとき大切なのが「9回裏ツーアウト」と思わないことです。

たとえその担当業務に失敗したとしても、あなたはその全責任を負う立場にはないです。

担当者としての責任は問われますが、クビにされて路頭に迷うことになるなんてほどのリスクはありません。

会社に損失を与えたとしても、それを補填する必要もありません。

ほとんどの場合、次の仕事で取り返せばいいだけのことです。

また、相手も人間です。

誠実に真正面からそのピンチと向き合うことで、必ず解決の糸口は見つかります。

ビジネス上のトラブルで解決不能なものなんてありえません。

冷静に考えれば今の状況が「9回裏ツーアウト」なんて状況ではないことがわかります。

せいぜい「4回表」くらいでしょう。

大切なのは、落ち着いて冷静にピンチと向き合い対応していくことです。

このように考えることで冷静さを取り戻すことができ、誤った判断をすることを防げます。

仕事をRPGだと捉える

ピンチのときに冷静さを保つために有効な2つ目の方法は、

仕事を「ロールプレイングゲーム(RPG)」だと捉えることです。

RPGは困難な冒険だから面白い。

いつまでたってもスライムしか出てこないドラクエなんて誰もやらないですよね?

次から次へと厄介な敵キャラが現れるから面白いんです。

その厄介な敵キャラをどう攻略するか、それを楽しむのがRPGの醍醐味です。

仕事も同じ。

誰でもできるようなタスクを毎日淡々とこなしていても全然面白くない。

上司、同僚、後輩、顧客、ピンチは日々様々なところから訪れます。

どうやってこのピンチを切り抜けるか、試行錯誤しながらクリアしていく。

そこに仕事の醍醐味があります。

そう考えるとピンチに対する捉え方が変わり、冷静に対応できるようになります。

いざとなったら「退社」という選択肢を持つ

ピンチの中には会社と自分の考え方が合わないことによるピンチもあります。

サラリーマンはお客様の困り事を解決するのが仕事です。

でも時に(会社都合により)お客様のマイナスになるような選択を迫られることがあります。

そんなとき、どうしても納得できないことがあったら「辞める」という選択肢を持つことも大切です。

サラリーマンはあくまで組織人です。

組織で働いてるからこそ、自分で全てを背負い込む必要はありません。

その組織が合わないのなら、違う組織で働けばいい。

その覚悟を持ち、まずは納得できるまで試行錯誤を繰り返し、そのうえでどうしても納得できないなら辞めればいい。

そう考えることで、どんなピンチでも深刻にならず冷静に対応していくことができます。

まとめ

今回は「どんなピンチでも深刻にならず冷静さを保つ3つの方法」を紹介させていただきました。

皆さんがピンチでも冷静に対応するための手助けになれば嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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