今回読んだ本は「精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方」です。
この本は、仕事以外の時間の楽しみ方を教えてくれます。
あなたは仕事を楽しめていますか?
仕事でストレスを感じると、ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールは、モチベーションを下げ、記憶力を低下させます。
そうなると当然仕事のパフォーマンスも下がります。
仕事のパフォーマンスが下がると、仕事がうまくいかなくなります。
そしてまたストレスが溜まり、パフォーマンスが下がるという負のスパイラルに陥ります。
これを防ぐために必要なのがドーパミンです。
ドーパミンが分泌されると、記憶力、集中力が高まり、モチベーションが上がります。
そんなドーパミンは何かを楽しんでいるときに分泌されます。
だから仕事を楽しめていないときは、仕事以外の時間を楽しんでドーパミンを出す必要があるんです。
今回は、仕事以外の時間を楽しむ方法を3つ紹介します。
良い遊び方をする
遊び方には、「良い遊び方」と「悪い遊び方」があります。
楽しければ何でも良いわけではないんです。
例えば、ドラマや映画鑑賞、ゲームなどは、それ自体は良い遊びです。
ただ気をつけなくてはならないのは、途中で止められなくなることです。
次の日が仕事なのに、夜遅くまでドラマや映画を見てしまい、睡眠時間が短くなってしまうと、
次の日の仕事のパフォーマンスが下がってしまいます。
これは良い遊び方とは言えません。
睡眠時間を削る遊び方は、悪い遊び方です。
なので、睡眠時間を削るような遊び方はしないようにしましょう。
最低でも睡眠時間を6時間は確保してください。
睡眠時間は確保しつつ、好きなことをやる。
そんな良い遊び方をしましょう。
遊び×アウトプット
楽しんでる遊びで自己成長もできたら最高ですよね。
結論、できます。
ポイントは、遊びに「掛け算」をすることです。
遊びに掛け算をすると、遊びの効果を最大化でき、自己成長に繋げることができます。
この本では6つの「掛け算」が紹介されています。
①アウトプット、②リラックス、③一緒に、④時間術、⑤チャレンジ、⑥運動
この中で私がオススメなのは2つです。
1つ目は、「遊び×アウトプット」です。
私の好きな遊びの1つは読書です。
これにアウトプットを掛け算しています。
本はただ読んでいるだけだとすぐに内容を忘れてしまい、何も変わりません。
読書はアウトプットをすることで、初めて意味を持つんです。
なので本を読んだら、その中から1つでもいいので実践してみましょう。
やってみて、うまくいけば続ける。
うまくいかなければ、もう一度その本の同じ部分を読み返してみたり、
同じ類の違う本を読んでみて、違う方法を試してみたり。
こういった試行錯誤の繰り返しが自己成長に繋がります。
あなたも是非、自分の遊びに「アウトプット」を掛け算してみてください。
遊び×リラックス
2つ目は、「遊び×リラックス」です。
緩急をつけることはとても大切です。
弓矢は弓を引いて、弦をピンと張る。そこで離すので、矢が勢いよく飛んでいきます。
しかし、弦をピンと張った状態で、さらに強く引っ張ると弦はブチッと切れてしまいます。
人間も同じです。
昼間は全力で仕事に取り組む。
帰宅後は、仕事のことは一切忘れて、趣味、遊び、リラックスの時間でストレス解消する。
これは、翌日また良いパフォーマンスを発揮することにも繋がります。
逆にずっと全力疾走で仕事をしていれば、いずれ自分の中の弦が切れ、うつなどの病気になってしまいます。
なので帰宅後はリラックスの時間を確保しましょう。
とはいってもリラックス方法がわからない。というあなたのために、本書でも紹介されているリラックス方法を紹介します。
①視覚
キャンドル、読書
②温覚
入浴
③聴覚
音楽、環境音(川の流れる音、森の音など)
④軽い運動
ストレッチ
⑤無心
瞑想、ボーッとする
⑥臭覚
アロマ
⑦触覚
マッサージ
⑧コミュニケーション
家族、ペット
⑨振り返り
日記
ちなみに私の場合、子供と遊ぶことでリラックスしています。
帰宅後は、あなたに合ったリラックス方法で、のんびり過ごしましょう。
まとめ
今回は「仕事以外の時間を楽しむ方法3選」を紹介させていただきました。
皆さんが仕事以外の時間を楽めるための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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