今回読んだ本は「最高の脳で働く方法」です。
この本は、脳の仕組みを生かした働き方を教えてくれます。
今回は本書で紹介されている働く方法の中から、
「冷静さを保つ方法」にフォーカスして紹介します。
すべて知りたいという人は、ぜひ本書をお読みください。
職場には様々な感情が渦巻いています。
- ミスをしてへこんだ
- 自分の意見に反論されてイラッとした
- みんなの前でプレゼンするのに緊張する
あなたもこんな感情を日々抱きながら仕事をしているかと思います。
ただ周りから一歩抜け出すためには、こういった感情に左右されずに、
常に冷静さを保つようにしないといけません。
冷静さを保つことで、自分の力を最大限に出すことができるし、正確な判断をすることもできます。
そこで今回は、感情の渦に飲み込まれず、冷静さを保つ方法を紹介します。
みんなが感情の渦に飲み込まれている間に、一歩抜け出しちゃいましょう。
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朝の5分間瞑想
感情の渦に飲み込まれずに冷静さを保つための第一歩は、「自分の感情に気づく」ことです。
「あ、今イラッとしてるな」
「ドキドキしてるわ」
と自分の感情を第三者目線で見るイメージです。
これは言うのは簡単ですが、実際にやるのは難しいです。
感情がわき上がると、それへの対応で頭が一杯になってしまうからです。
これができるようになるために有効なのが「瞑想」です。
瞑想では呼吸に集中し、思考を手放すことを試みます。
でも、呼吸に集中しようと思っても、つい色んなことを考えてしまいます。
その都度、「あ、いけない、また考えてる。呼吸に集中だ」を繰り返します。
これを繰り返すことで、だんだん自分の思考を第三者的に見れるようになっていきます。
いきなり長い時間やろうとするとやらなくなってしまうので、
朝5分の瞑想から始めてみてはいかがでしょうか?
私が毎朝やってる方法を下記に紹介しますので、ご参考にしてみてください。
- 床にクッションを敷き、その上にあぐらをかき、スマホで5分間のアラームをセットし、目を閉じ、瞑想を開始する。
- その間自分の呼吸に集中し、鼻からゆっくりと吸い、口からゆっくりと出すを繰り返す。
- 空気が鼻から体に入っていく感覚、そして体から口を通して外に出ていく感覚に集中する。
- 何か考えたら、その都度呼吸に集中を戻す。
ノーマライジング
- 緊張でドキドキしている時、「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせる。
- うまくいくか不安な時、「絶対大丈夫、絶対大丈夫」と自分に言い聞かせる。
実はこれ、逆効果です。
感情は無理に抑え込もうとすると増大していきます。
ではどうすればいいのか。
一番有効なのは、「そのまま受け入れる」ことです。
わき上がった感情を無理に否定するのではなく、
「人間こういう時にはこんな感情を抱くものだ」と受け入れるんです。
- プレゼン前に緊張でドキドキ→「あ、ドキドキしてる」→「まぁみんなの前で発表するってなったら誰でも緊張するよな」
- うまくいくか不安→「あ、不安を感じてる」→「まぁ未来のことは誰でも不安に感じるもんだからな」
このように感情をそのまま受け入れることで、冷静さを取り戻しやすくなります。
出来事の再解釈
脳は複雑ですが、考え方によってはシンプルなところもあります。
それは、「脳にわかるのは脳内で把握したことだけ」ということです。
つまり脳に違う解釈をさせれば、脳はその解釈を受け入れるということです。
- ミスをしてしまった→さらに自分の行動を磨き上げるチャンスを得た
- 他者から指摘を受けた→自分の視野を広げたり、引き出しを増やすチャンスを得た
このようにポジティブに再解釈することで、
脳はその解釈を受け入れ、冷静さを取り戻すことができます。
まとめ
今回は『感情の渦から一歩抜け出す。冷静さを保つ方法』を紹介させていただきました。
あなたが感情の渦から一歩抜け出し、冷静さを取り戻すための一助になれば嬉しいです。
- こんなときはどうするの?
- こういう考え方もあるよね?
こういったコメント大歓迎です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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