今回読んだ本は「とにかく仕組み化」です。
この本は、仕組みの大切さと、チームへの仕組みの取り入れ方を教えてくれます。
あなたは「替えの利かない人になりたい」と思っていませんか?
でも実は、会社で上に行ける人は、「自分の役割を、自分以外の人でも回るようにした人」です。
リーダーの立場で言えば、自分がいなくても回るチームを作れた人が、さらに昇格していきます。
そして、そのために必要なのが「仕組み」です。
チームに仕組みを落とし込むことで、その仕組みに沿ってチームは自走していきます。
今回は、そんな自走するチームの作り方3ステップを紹介します。
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期限を守るを徹底する
仕組み化をする上での大前提は期限を守ることです。
期限を守ることが最低限できた上で、初めて仕組み化は機能します。
なので、仕組み化の第一歩として、期限を守ることを徹底しましょう。
まずは期限を守るという習慣をチームに浸透させるところからです。
やることはシンプルです。
仕事を依頼するときには必ず期限を設定し、それまでに対応してもらう。
間に合わないなら、分かった時点で報告させる。
そのときは、いつだったら間に合いそうかの見積りも立てて報告させる。
以上です。
これをひたすら繰り返すことで、「期限を守る」という習慣をチームに浸透させることができます。
まずは期限を守るという習慣をチームに浸透させるところから始めましょう。
ルールを明文化し、共有し、改定する
「仕組み化」とは、ルールを明文化し、そのルールを守らせることです。
そのためにやることは3つです。
1つ目は、「ルールを明文化する」です。
チーム内に曖昧なルールがあれば、全て明文化しましょう。
よくないルールがあるのなら、リーダーが潰しましょう。
2つ目は、「ルールを共有する」です。
ルールを明文化したり、潰したりしたら、それをチームに共有しましょう。
共有するときは、必ず「私」を主語にして共有してください。
そうしないと、責任の所在が分からなくなるためです。
「前のリーダーが決めたことだから…」などの言い方はNGです。
今、ルールを決めたり、なくしたりする責任は今のリーダーが持っています。
過去に作られた曖昧なルールでも、明文化して引き続き適用すると判断するのは今のリーダーです。
責任の所在を明確にするため、共有するときは必ず「私」を主語にして共有しましょう。
3つ目は、「必要に応じて改定する」です。
一度決めたルールは変えてはいけない、なんてことはありません。
ルールが間違っていたと分かったのであれば、それを潔く認め、改定しましょう。
ルールを明文化し、共有し、必要に応じて改定する。
このサイクルを回すことで、チームに「仕組み」が浸透していきます。
次の行動変化を促す
期限やルールを決めたら、あとは淡々と守らせるだけです。
でも、当然守れないということも起きるでしょう。
そんなときに大切なのは、次の行動を促すことです。
期限やルールを守れなかった部下の中には、「気合が足りませんでした」「次はやる気を出して取り組みます」と感情の変化で対応しようとする人もいるかもしれません。
リーダーは、これを許してはいけません。
なぜなら、気持ちの切り替えで結果を変えることはできないからです。
結果を変えるために必要なのは、行動の変化です。
リーダーは、感情の変化ではなく、次の行動の変化を促さなければなりません。
「次はどのように行動を変えますか?」と具体的な行動の変化を引き出すことが大切です。
そして次からは、その決めた行動をとれたか?結果どうだったか?を確認しましょう。
守れなかったら、また行動を変える。
これの繰り返しで、チームに「行動の変化で対応する」という習慣が身につきます。
まとめ
今回は「自走するチームの作り方3ステップ」を紹介させていただきました。
皆さんがリーダーとして自走するチームを作るための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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