今回読んだ本は「いくつになっても恥をかける人になる」です。
この本は、恥への免疫の付け方を教えてくれます。
私を含め、みんな本能的に恥はかきたくないと思っていますよね。
でもそんな本能に流され、周りからどう思われているかを気にしてしまうと、恥をかかないように消極的な行動をしてしまいます。
特に今は周りからの評価が目に見えやすくなっています。
SNSの「いいね」なんかは思いっきり人からの評価を見える化してます。
恥をかきそうな選択をすることがとても難しい世の中になっているといえます。
でも逆を言えば、恥をかいたということは「挑戦した」という証です。
恥という目印が見えやすくなっていることをポジティブに利用すれば、
消極的な行動を積極的な行動にガラッと変えることができるんです。
今回は、「消極的」を「積極的」に変える方法を3つ紹介します。
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応援される人を目指す
人は周りからの評価を気にしてしまう生き物です。
そのため、周りから尊敬される人になりたがります。
でも尊敬されようとすると、失敗を恐れ、挑戦をせず、消極的な行動をしてしまいがちです。
なので、尊敬される人ではなく、応援される人を目指すことをオススメします。
では応援される人とはどんな人でしょうか?
それは、自分をさらけ出せる人です。
上手なところも下手なところも、うまくいったことも失敗したことも、全部見せます。
そうしてありのままの自分を見せると、周りには不思議と応援してくれる人が集まってきます。
挑戦をせずに得た、無難な10戦10勝より、
たくさん挑戦した、10戦1勝9敗のほうがかっこいいと思いませんか?
恥をかけるチームを作る
Google社がチームの生産性について調査をしたところ、
「生産性の高いチーム」に共通していたのは、
強烈なリーダーシップでも、効率的な作業プロセスでもなく、「心理的安全性」でした。
先輩も後輩も、ベテランも新人も気兼ねなく話せる環境。
そんな「皆が恥をかける環境づくり」が生産性向上につながるんです。
後輩が先輩に分からないことを質問しやすい雰囲気にすることはもちろん、
先輩からも後輩に分からないことを質問しやすい雰囲気にしてあげたほうがいい。
新人が腹落ちするするまで何度でも同じ質問をできる雰囲気にしてあげたほうがいい。
ベテランが今さら聞けないと思っていることを聞きやすい雰囲気にしてあげたほうがいい。
聞きたいことが聞けないチームと聞きたいことがいつでも聞けるチーム。
チームとして成長できるのは後者です。
なので、自分自身の無知はさらけ出し、ちゃんと理解できていなかったことがあれば、今更でも知っている人に聞く。
自分の意見が言いづらそうな人がいたら、意見を言いやすいように傾聴する。
そして出てきた意見は決して否定しない。
そうした心がけが、少しずつチームに心理的安全性を広げていきます。
姿勢を大事にする
自分の能力を磨いていくことは大事です。
そのために大切なことは「姿勢」です。
無理かもってことにも積極的に取り組む姿勢が大切です。
迷ったときは恥ずかしい方を選ぶ。
「恥」という目印を見つけたら、恥ずかしいと思う方を選ぶことをマイルールにしましょう。
そうすることで、積極的にチャレンジする道を選び続けることができます。
実際恥なんて、その時は大きな壁に見えますが、あとから考えたら大したことないもんです。
そうして積極的に恥ずかしい方を選び、チャレンジし続けることで、能力はあとからついて来ます。
こういった姿勢を大切にして、たくさんトライして失敗して恥をかいて、
その恥の数があなたを成長させてくれます。
まとめ
今回は「「消極的」を「積極的」に変える方法」を紹介させていただきました。
皆さんの挑戦の後押しになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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