今回読んだ本は「Chatter」です。
この本は、内なる声を鎮め、不安を和らげる方法を教えてくれます。
本書のタイトル、「Chatter」とは、「内なる声」のことです。
「明日のプレゼンうまくいくかな…」
「今やってるプロジェクト、期限までに終わらせられるだろうか…」
サラリーマンをしていると、こんなふうに不安を抱く場面は多々ありますよね。
こんなとき、
「どうしよう、どうしよう…」
と内なる声が自分の心を蝕むことがあります。
あなたもそんな感覚を経験したことがあるのではないでしょうか?
そのまま放っておくと、最悪心は潰されてしまう。
今回は、そうなってしまう前に内なる声を鎮め、不安を少しでも和らげる方法を3つ紹介します。
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自分の名前を口にする
内なる声を鎮めるために有効なのが、一歩引いた視点から自分と出来事を眺めることです。
そうはいってもこれが中々難しいです。
わかっていても、いざその状況に陥るとうまくできません。
そんなときにオススメな方法が、自分の名前を口にすることです。
「ちーぱぱ、落ち着け」「ちーぱぱ、冷静に状況を見るんだ」
こんなふうに、自分の名前を呼び、(まるで他人のように)自分に語りかけるんです。
たったそれだけで、ネガティブな感情に惑わされずに冷静に出来事を見れ、思考を巡らせることができます。
これは自分の出来事を、まるで他人の出来事のように脳に錯覚させることができるからです。
もし不安に押しつぶされそうになったら、自分の名前を呼び、自分に語りかけてみてください。
思ったままを書いてみる
心に不安が発生したとき、その不安をそのまま紙に書くのも有効です。
「明日うまくいくかな」「心配だ」「どきどきする」「不安だ」「失敗するかも」
言葉遣い、文法、漢字、ひらがななど、そういったことは何も気しなくてOKです。
とにかく心の中をそのまま書く。
そうすると、感情が頭の中から紙の上に移動し、それが視界から入ってくることで、
それらの感情を第三者目線で冷静に捉えることができるんです。
それにより、「今から何ができるかな」「これだけやっておこう」
「もう今更何もできない。できることは、明日のためにとっとと寝ることだけだ」
と気分が和らぎ、良い意味で開き直ることができます。
心に不安が発生したときは、是非その感情をそのまま書き出してみてください。
儀式を行う
心に不安が発生したとき、儀式を行うというのも有効です。
2006年のレバノン侵攻の間にイスラエルで行われた研究によれば、
戦闘地域に住む女性で儀式的に聖歌を吟ずる人は不安が和らぐのを感じたが、
そういう習慣がない女性は感じなかったとのことです。
儀式というとなんだか仰々しく感じてしまうかもしれませんが、
お守りを握りしめる、自分の家に昔からある儀式、自分で決めた儀式(鏡の中の自分に話しかけるなど)など、どんなものでもOKです。
それを行うことで不安を和らげることができます。
私の場合、一日の始まりに不安を感じたときは鏡の前で笑って、
「さあ、今日はどんな問題が起きるかな?」「大丈夫、死にはしないさ」と鏡の中の自分に話しかけるようにしてます。
あなたも是非、自分なりの儀式を作り、不安を感じたときに行ってみてください。
まとめ
今回は「内なる声を鎮め、不安を和らげる3つの方法」を紹介させていただきました。
皆さんの不安を少しでも和らげる手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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