今回読んだ本は「バナナの魅力を100文字で伝えてください」です。
この本は、伝わる技術を教えてくれます。
モノゴトを伝えるというのはとても難しいですよね。
自分は伝えたと思っていても伝わっていなかったなんてことは、皆さんも経験があるのではないでしょうか。
「伝える」と「伝わる」は違うんです。
一生懸命伝えても、伝わっていなければ何もしていないのと同じです。
今回はそんな皆さんの「伝わらない」を解消する、「伝わる」ための伝え方を3つ紹介します。
【読書にはKindleがオススメ。理由はこちら】
サラリーマンがKindle Paperwhiteを買うべき3つの理由
身近なもので例える
伝えづらい典型的なものは、「複雑なもの」です。
そういった複雑なものを教えるときのポイントは、身近なものに例えることです。
複雑だったり、難しい専門的なことほど効果的です。
伝えられる側にとっても、例えを提示されることでさっきまで宇宙語に聞こえてたことが、一気にイメージできるようになります。
例えば、URLとは何かを教えるとき、
「URLとはインターネット上の資源を特定するための形式的な記号の並びです。」
いかがでしょう?
分かったような、分かんないようなですよね。
ではこれならどうでしょう?
「URLとはインターネット上の「住所」のようなもので、そのサイトの場所を表しているものです。」
「住所」という身近なものに例えることで、グッとイメージしやすくなりますよね。
このように、難しいことも例えを使うことでイメージできるようになります。
最初は難しいかもしれませんが、意識をして繰り返し実践していくことで誰でも上達させることができます。
ぜひ実践してみてください。
数字を使う
説明をするときは、数字を使うことも有効的です。
「ポイントは3つあります。」
「手順は全部で5つです。」
「1つだけ覚えておいてください。」などです。
数字を使うことで、相手の頭の中にメンタルモデルを作ることができます。
メンタルモデルとは、人が頭の中に作る自分なりの理解の世界のことです。
人は情報が入ってくると、その情報からメンタルモデルを作ります。
そして次の展開を予想します。
次の情報が予想通りだと、その情報を早く処理できるんです。
「ポイントは3つです」と言って相手にメンタルモデルをつくり、
そのメンタルモデル通りに、3つのポイントを説明していくことで、
相手の理解度をグッと上げることができます。
結論から伝える
伝えるときは結論から伝えるようにしましょう。
これもメンタルモデルを作る方法の1つです。
最初に結論を伝えることで、相手はその結論ありきで話が聞けるので、
その後伝える背景や理由がスッと入ってきます。
逆に、背景や理由からダラダラと話していると、
結論が分からないまま話を聞くことになるので、相手はどこが大事なポイントなのかを理解できません。
これは話の内容だけではなく、種類にも同じことが言えます。
これから話すことが、「相談」なのか「報告」なのか「依頼」なのかを最初に伝えるというのもオススメです。
そうすると伝えられる側は、どういうつもりで話を聞いたらいいのかを把握できるので、次のアクションがしやすいです。
たったこれだけでコミュニケーションがスムーズになります。
まとめ
今回は「伝わらないを解消する、伝わる伝え方3選」を紹介させていただきました。
皆さんの「伝わらない」というストレスを少しでも解消できたら嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント