今回読んだ本は「仕事を減らす」です。
この本は、創造性の生み出し方を教えてくれます。
近年のAI(人工知能)技術はすごいスピードで発展しています。
画像認識、自動翻訳、自動運転。
こうなってくると、「自分の仕事がAIにとられるかも」と心配になる人もいるかもしれません。
そして、実際にAIに代替されていく仕事はあるでしょう。
でもAIには生み出せないこともあります。
それは「創造」です。
創造とは新しいものを創り出すことです。
AIは決められた業務をこなすのが得意な一方、
現状、創造を生み出すまでには至っていません。
なので今後はこの創造性を高めることが、あなたの市場価値を高めることに繋がります。
今回は、そんな創造性を生み出す方法を3つ紹介します。
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引いて考える
創造性を生み出す方法の1つ目は、「引いて考える」です。
「引いて考える」には具体的に3つの方法があります。
1つ目が、視点を「引いて考える」です。
仕事のフロー、組織などを俯瞰して見るということです。
仕事の一部分だけを見るのではなく、スタートからゴールまでの全体を見る。
組織の特定のグループだけを見るのではなく、組織全体を見る。
こうして全体を見ることで、仕事や組織の本質が見えてきます。
本質が見えると今のやり方に囚われない、新しいやり方のアイデアが思いつきやすくなります。
2つ目が、時間軸を「引いて考える」です。
思考に行き詰まったときなど、一旦考えるのをやめ時間をおいてからもう一度考えることで、
自分の考えを冷静に見れ、新しいアイデアへと繋がります。
また、過去、現在、未来と今までの経緯を時系列で見てみることも、新しいアイデアのヒントを見つけることに繋がります。
3つ目が、比較し「引いて考える」です。
他社、他部署、他者のやり方と比較して見ることで新しい視点に気づけ、それが新しいアイデアへと繋がります。
ぜひこの3つの視点で、「引いて考える」を実践してみてください。
組み合わせる
創造性を生み出す方法の2つ目は、「組み合わせる」です。
アイデアが生まれるのはどんなときでしょう?
実は世の中のアイデアのほとんどが、既存のものの組み合わせから生まれています。
スマホはパソコンと電話の組み合わせ。
ハイブリッド車はガソリン車と電気モーターの組み合わせ。
これらと同じように、自分の頭の中の既存の知識を組み合わせることでアイデアは生まれます。
ただ、この組み合わせは持っている知識が多いほど起こりやすいです。
なので、どれだけ自分の知識を広げられるかがポイントです。
本を読む、疑問を感じたら調べてみる。
知識の組み合わせを意識しつつ、自分の持つ知識を増やす行動をとり続ける。
そうすることで、頭の中で組み合わせを起こす確率を上げることができます。
試す
創造性を生み出す方法の3つ目は、「試す」です。
アイデアは思いついただけでは何の意味もありません。
実行に移すことで始めて意味を持ちます。
ここにハードルの高さを感じる人が多いです。
なぜなら、ここには失敗のリスクがあるからです。
失敗するのは誰でも怖いですよね。
だから何もしないという思考になってしまいます。
逆に言えば、だからこそ「やってみれる人、試せる人」というのは希少価値が高いんです。
失敗は成功の反対ではありません。
失敗の向こう側に成功があるんです。
失敗は成功までの通過点です。
エジソンは、「失敗したのではなく、うまく行かない方法を1万通り見つけただけだ」と豪語しました。
1万個の通過点を通り、ゴールに辿り着いただけだということです。
試さないと、この通過点にすら辿り着けません。
失敗の向こう側に成功がある。
この言葉を胸に、ぜひあなたも試せる人になってください。
まとめ
今回は「AIに代替されることのない、創造性を生み出す3つの方法」を紹介させていただきました。
皆さんのがアイデアを閃くための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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