今回読んだ本は「残業ゼロの人の段取りのキホン」です。
この本は、段取りが良い人になるコツを教えてくれます。
- いつもバタバタでギリギリ
- いつも落ち着いていて成果も出す
どちらの状態になりたいかと聞かれたら、後者を選びますよね。
ではどうすれば、いつも落ち着いていて、余裕があり、成果も出せるようになれるのか。
答えは「段取り力」です。
多忙でも余裕を見せる人はみんな「段取り力」が高いです。
段取りとは、「事を運ぶための順序。事がうまく運ぶように前もって手順を整えること」です。
段取り力を上げることで、無駄な作業を減らし、
自分の仕事をコントロールし、成果も出せるようになります。
そこで今回は、「段取り力」を上げるためのアクションプランを3つ紹介します。
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アポイント時は3つの希望日時を提示する
自分:来週に打ち合わせをセットさせていただきたいのですが、ご都合の良い時間はありますでしょうか?
相手:火曜の10:00〜10:30はどうですか?
自分:あいにくその時間は別の打ち合わせが入ってまして、13:00〜13:30はいかがでしょう?
相手:そこは別件が入ってるので…
段取りが良い人はこういうやり取りをできるだけ減らしたいと考えています。
そのために行うのが、「3つの希望日時を提示する」です。
来週30分打ち合わせをセットさせていただきたいです。
下記のうちご都合の良いお時間を教えてください。
① 7/8(火)10:00〜12:00
② 7/9(水)13:00〜15:00
③ 7/10(木)10:00〜12:00
ご都合が合わないようでしたら、その旨お知らせください。
こうすることで、無駄なやりとりを減らせるうえ、
さり気なく自分で予定をコントロールできます。
急な依頼で自分の段取りを崩さない
上司:この資料7/10(木)までにまとめといてもらえない?
自分:承知しました!
自分:(やばい、案件Aも7/10(木)期限だった。残業で対応しよう…)
上司からの頼み事に対して、即OKする。
これは一見良いことのようですが、
段取りがなし崩しになり、結果的に依頼者に迷惑をかけてしまうことにもつながります。
なので段取りが良い人は、即OKはしません。
必ず自分の予定を確認した上で、
問題なければ「はい、承知しました」と言い、
別件が入っている場合は、
申し訳ございません、今同じく7/10(木)期限の案件Aの対応をしております。
その後の対応となるため、7/14(月)までお時間いただけませんでしょうか?
または案件Aの期限を調整いただければ、こちらの資料作成を優先して対応しますが、
いかがでしょう?
このように代替案を提示しつつ、自分の段取りが崩れることを防ぎます。
ポイントは代替案を提示することです。
代替案を提示することで、相手が手詰まりになることも防ぐことができます。
任せ上手になる
段取りが良い人は、他人の力を上手に使います。
なぜなら「一人で抱え込める量には限界がある」と知っているからです。
もちろん最初にお願いするときは、自分でやるよりも時間がかかることもあります。
でもだからといって他人にお願いすることを避け続けると、
いつまで経っても「一人でできる量」を超えることができません。
段取りが良い人は、そういった「教える時間」や「頼んだ人の失敗」などを投資と考えます。
そこを超えて、任せ上手になることで、
あなたは人の2倍、3倍の成果を出せるようになります。
「他人に教えること」「頼んだ人の失敗」を恐れて任せることを避けるのではなく、
積極的に「任せる」ことにトライしてみてください。
まとめ
今回は『多忙でも余裕で成果を出す。「段取り力」を上げるアクションプラン3選』を紹介させていただきました。
あなたの残業を少しでも減らす一助になれば嬉しいです。
- こんなときはどうするの?
- こういう考え方もあるよね?
こういったコメント大歓迎です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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