今回読んだ本は『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』です。
この本は、仕事ができる人がやっている「当たり前」なことを教えてくれます。
仕事ができる人とできない人。
そりゃ誰だってできる人になりたいですよね。
では仕事ができる人は、一体どんな特別なことをしているのか。
実は仕事ができる人は、「当たり前にやるべきこと」を常に意識し、徹底して実行しているんです。
やろうと思えば誰にでもできる仕事の基本を、愚直に実行し続けています。
今回は本書の中で紹介されているたくさんの「仕事ができる人の当たり前」の中から、3つ抜粋して紹介します。
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わかったふりをしない
相手の言っていることを理解していないのに「わかりました」「なるほど」などと返事をした
あなたにもこんな経験ありませんか?
恥ずかしながら私はあります。
そしてそんな事をした後に困るのは自分です。
「わかりました」と言った手前、後から相手に聞きづらく、仕事が停滞します。
でも、そうなることはなんとなくわかっていても、
つい知ったかぶりをしてしまうことってありますよね。
そこには気持ちの問題があります。
わからないことを質問することで、
「この人こんな事もわかってないのか」なんて思われてしまうかもしれない。
- 聞くのが恥ずかしい
- 「この人はわかっている、できる人だ」と思われたい
その気持わかります。人ってそういうもんです。
私もそういった場面に出くわすたびに、
「できる人って思われたい!」という気持ちがググッと出てきます。
そんなときは一旦深呼吸して、冷静に聞かずに通り過ぎたあとのことを考えてみてください。
その時聞けば、その場で終わっていたことも、
そのまま通り過ぎてしまうことで、自分で調べたり、考えたり、他の人に聞いてみたり。
それでもわからない場合は、もう一度教えてくれた人の時間を使い、
「申し訳ございません、あのとき聞きそびれてしまって、〇〇とはどういうことなんでしょうか?」
なんて改めて聞くことになり、相手に迷惑をかけることになります。
「恥ずかしい」」「よく思われたい」という感情から距離を置き、
「わからないので教えてください」と素直にお願いすることが大切です。
いきなり手を動かさない
「現在起きているシステム不具合の状況を確認して、2日後までに報告してください」
上司からこのような指示をされたとき、あなたはどうしますか?
ここで禁物なのが、いきなり状況確認をし出してしまうことです。
なぜなら、不要な作業をしてしまったり、
上司の考えている成果物と違うものを提出してしまう恐れがあるからです。
あなたがまずやるべきなのは、下記2つを明確にすることです。
- 目的
- ゴールとゴールまでの流れ
自分が考えるこれらの項目を書き出し、上司とすり合わせを行うことがスタートです。
例えば、
- 目的:作成した調査結果の資料を使って、上司がユーザーに状況を報告する
- ゴールとゴールまでの流れ:事象、要因、対応策をパワポにまとめて上司に報告する
このように書き出し、これを上司と15〜30分程度ですり合わせます。
最初に方向性を確認することで、
「資料は作らず、メールで結果をください」となった場合、パワポを作る必要がなくなりますし、
後から認識のズレに気づいてやり直しになるなんてことも防げます。
大切なのは、最初の段階で自分が作業する内容を限定し、
無駄な作業を削ぎ落とすことで、効率的に仕事を進めることです。
自ら動き、答え合わせをする
上司は部下に対し業務の指示をしたり、ゴールまでの道筋を示す必要がありますが、
部下はそこに対して「他人任せ」になりがちです。
そこで大きな差が出ます。
仕事ができる人は、「誰かからの指示を待つ時間がもったいない」と考えます。
そのため、その業務の目的やゴールとゴールまでの流れを上司と合意するよう自ら動きます。
かつ先程の例にあったように、
「どうすればいいですか?」ではなく、
自ら仮説を立て、「こうしようと考えていますが、いかがでしょうか?」と答え合わせをするように動きます。
これのメリットは2つです。
- 考えるクセがつく
- 自分がコントロールしている感が増す
まず自分で考えて仮説を立てるところから始めるため、考えるクセがつきます。
毎回「どうすればいいですか?」と考えない人と、
毎回自分で考え「こうしようと考えています」という人。
どちらのスキルが伸びるかは明確ですよね。
さらに、まず自分でどうするかを考え、それを提案し、合意していくため、
ただ指示された通りに動く人よりも、仕事にコントロール感が生まれます。
仕事にコントロール感が生まれることで、
自身を持って能動的に仕事に取り組んでいけるようになります。
まとめ
今回は『仕事ができる人がやっている「当たり前」なこと3選』を紹介させていただきました。
「これなら私にもできる」と思っていただけたのではないでしょうか。
あなたの仕事力向上の一助になれば嬉しいです。
- こんなときはどうするの?
- こういう考え方もあるよね?
こういったコメント大歓迎です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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