今回読んだ本は「自分を操る超集中力」です。
この本は、集中力を上げる方法を教えてくれます。
朝はなんとか集中力を維持できるけど、昼休みを境にだんだん集中力がなくなっていき、終業時間近くにはもうぐったりという人は多いのではないでしょうか?
「自分は昔っから集中力がないから、諦めてます」なんて人もいるかもしれません。
でも、集中力は才能ではありません。スキルです。
鍛えれば誰にでも向上させることができます。
今回は、この本を参考に私が実践していて、かつ取り入れやすい集中力を上げる方法を3つ紹介します。
モーニングルーティンを決める
集中力には総量があります。
しかも出どころは1つです。
集中力の源は、前頭葉のウィルパワーというものです。
ウィルパワーとは、思考や感情をコントロールする力のことです。
このウィルパワーには一定の量があり、集中したり、決断したりする度に消耗していきます。
つまり、大事なときに集中力を発揮するためには、いかにそのときまで多くのウィルパワーを保てるかがポイントなんです。
じゃあどうすればウィルパワーの消費をを減らすことができるのか。
それは、「習慣化」です。
行動を習慣化させ、定着させることで、無意識のまま(ウィルパワーを使用せず)行動できるようになります。
そこでオススメなのが、モーニングルーティンを決めることです。
目覚めて、朝食は何を食べようか、食べ終わったら何をしようか、今日は何時に家を出ようか。
毎朝のこういった決断でもウィルパワーは消費されていってしまいます。
でも、モーニングルーティンを決めておいて、毎朝繰り返していくと、いずれ習慣化することができます。
そうすれば、朝に余計なウィルパワーを消費しなくてすみ、大事なときまでとっておくことができるんです。
前日に決めておく
朝のウィルパワーの消費を減らすもう一つのポイントは、前日の夜に決めておくことです。
着る服、朝ごはんのメニュー、お弁当の具材など。
こういったことを前日の夜に決めておくことで、その日の朝に悩んで集中力を消費しなくてすみます。
私の場合、着る服は出して置いておいて、朝はそれを着るだけでOKの状態にしておきます。
お弁当の具材は、決めておいてスマホにメモしておきます。
朝ごはんに至っては、毎朝素焼きナッツと決まっているので、前日に決めることすらしてません。
朝の時間の節約にもなるのでオススメです。
また、朝だけでなく、夜ご飯のメニューは一週間分決めておくとか、
服の種類を減らしておいて、選ぶときに迷わないようにするとか、
照明を人感センサー付きにして、照明をつける消すの判断をなくすなど。
このへんも手軽に始められるウィルパワー節約術なので、是非試してみてください。
25分作業して5分休む
いかにウィルパワーを保てていたとしても、長時間集中した状態を保つのは大変ですよね。
そこでオススメなのが、「ポモドーロ・テクニック」です。
ポモドーロ・テクニックとは、25分の集中と5分の休憩を繰り返すというものです。
取り組むべき作業を、25分間作業して、5分休憩し、また25分間作業するを繰り返しながら処理していくんです。
スマートフォンのアラーム機能やキッチンタイマーなどを使うことで、誰にでもできるテクニックです。
作業を短い時間で区切り、飽きる前に休憩することで、集中を継続することができます。
また、ポモドーロ・テクニックには締め切り効果もあります。
決めた時間が迫ってくると、切りが良いところまで終わらせたいという気持ちが働き、集中力が自然と上がるんです。
ポモドーロ・テクニックの効果を最大限に活かすためには、この25分間で1つのことに集中することです。
この25分でこれだけやればいいと思うと、迷いがなくなります。
このルールを守るだけで、集中力をグッと高めることができます。
もし、25分でも長いという人は、15分作業して3分休むでもOKです。
私も最初は15分の方から始めました。
ちなみに、私はシンプルなタイマーを使ってます。
消音機能付きで、赤いランプでお知らせしてくれるので、職場でも使えます。
まとめ
今回は「集中力を上げる方法3選」を紹介させていただきました。
皆さんの集中力向上の手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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