今回読んだ本は「0ベース思考」です。
この本は、自分の中の思考の壁を乗り越える方法を教えてくれます。
常識や先入観に囚われず、自分の中にある思考の壁の外からモノゴトを考えられる。
シンプルにそういう人って憧れますよね。
今回は、自分の中の思考の壁を乗り越え、
0ベースで物事を考られるようになるための方法を3つ紹介します。
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わからないことを認める
自分の思考の壁を乗り越える方法1つ目は、
わからないことを認めることです。
自分の壁を乗り越えるためには、
自分が「何を知っていて、何を知らないのか」を知る必要があります。
ここで難しいのが、ほとんどの人が「知らないこと」を本能的に認められないということです。
人間には承認欲求があり、どうしても周りからの評価が気になってしまいます。
そうすると何が起きるか。
わからない質問をされたときに「わかりません」と言えずに、
あーだこーだそれっぽいことを言って切り抜けて済ましてしまいます。
そうすると、わからなかったことをそのまま忘れ去ってしまいます。
それを防ぐために大切なのが、
わからない質問をされたときに「わかりません」と認めること。
そして「この後調べて報告します」と伝え、調べた結果を報告することです。
これにより、自分のわからないの壁を乗り越えることができます。
ただしこれは、言うのは簡単でも実際にやるのは本当に難しいです。
なぜなら承認欲求は人間の持っている本能であり、
わからないことを認めるという行為はその本能に逆らう行為だからです。
実際私も先日、上司にプロジェクトの進捗報告をしたとき、
上司からのわからない質問に対してスッと「わかりません」と言えずに、
詰まってあーだこーだそれっぽいことを言おうとしてしまいました。
その時は上司が、「わからないならわからないって答えていいよ。この後調べて教えて」と言ってくれたので、調べて報告することができました。
このように本能に逆らうような行為はすぐにできるようにはなりません。
それを踏まえて、一歩一歩改善していきましょう。
そしてもしあなたが他の誰かに質問をして、その人が答えに詰まっていたときは、
「わからないならわからないって答えていいよ。この後調べて教えて」と伝えてあげてください。
限界を押し広げる
自分の思考の壁を乗り越える方法2つ目は、
限界を押し広げることです。
人はなにか案を考えるとき、つい限界を意識してしまいます。
そのためには人が足りない、お金が足りないなど。
だからこれはできない、あれもできないとなってしまいます。
でもそれだと思考の範囲がギュッと絞られてしまい、斬新なアイデアを出すことができません。
なので、新しい案を考えるときは一旦「限界」を目一杯押し広げましょう。
100人からサポートを受けられたら?お金が1億円かけられるとしたら?
そうやって一旦限界を目一杯押し広げた状態で案を出し、
そこから現実的なところまで落とし込んでいく。
そうすることで、最初から限界を狭くして考えるよりも、多くのアイデアを出すことができます。
やめたらどうなるかを考える
自分の思考の壁を乗り越える方法3つ目は、
やめるたらどうなるかを考えることです。
自分の思考の壁を乗り越えるために、全てまっさらから考えるということです。
なにかの改善策を検討するとき、
もしそれをやめたらどうなるか?から考える。
その後、どうにかなっちゃうものに対してだけ改めて方策を考えてみる。
そうすることで今のやり方に囚われずに、新しいアイデアが出しやすくなります。
これは長く続けていることにほど効果があります。
長く続けていることは、やることが当たり前になっていて、
やり方を変えることを考える人はいても、やめることを考える人はほとんどいないためです。
そんな長く続けていることほど、みんなも自分も偏見に囚われていることが多いです。
そんな偏見から自分を開放するためには、
やめるという選択肢を最初に、かつ真剣に考えることです。
やめたらどうなる?問題が起きる?それは本当に問題か?問題だとすればどうすればいい?
まずはやめたらどうなるか、まっさらから考えてみてください。
まとめ
今回は「思考の壁を乗り越える方法3選」を紹介させていただきました。
皆さんが自分の思考の壁を乗り越えるための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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