今回読んだ本は「超決断力」です。
この本は、決断を簡単にする方法を教えてくれます。
決断をする場面が来るたびに悩む、毎回判断がブレそうで怖い。
このように決断を難しいと感じている人は多いのではないでしょうか?
でも実は、あらかじめ自分の中で「決断のルール」を決めておけば、決断はあまり悩むことなく、簡単にできるようになります。
今回は、決断を簡単にする方法を紹介します。
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何気ない決断を自動化する
決断を簡単にするためには、大事な決断をするときのためにその力をとっておくことが大切です。
私達は日常の中で何気ない決断をたくさんしています。
研究結果によると1日に最大3万5000回もの決断をしているらしいです。
そして決断はどんな内容のものであってもストレスを伴い、脳に負担をかけます。
その疲労が蓄積されると、決断ミスが生じます。
何気ない決断による脳への負担を減らしてあげれば、もっと重要な決断に力を注ぐことができるんです。
なので、日常で自動化できる決断は自動化するのがオススメです。
例えば私の場合、貯金、筋トレ、コーディネートは自動化しています。
- 貯金は、毎月決まった金額が自動で貯金用の口座に振り込まれるように設定
- 筋トレは、朝のルーティンに取り入れ習慣化することで、考える前に勝手に体が動くようにした
- コーディネートは、着る服の種類を絞って、組み合わせがほぼ自動で決まるようにした
こうすることで、余計なところに決断の力を使うことを防ぐことができます。
その分、重要な決断への力を残すことができるんです。
価値観を明確にする
決断をするときに重要になってくるのが、価値観です。
価値観とは、どんなことに価値を見出すかという人の感じ方や思想のことです。
どんな決断をするときも、自分の価値観を基準にすると納得の行く決断ができます。
「自分の価値観なんて考えたことがない」という人のために、
自分の価値観は、下記10個の質問に答えるだけ分かります。
- あなたが朝起きてすぐに活動したいと思う日は、どのような日でしょうか?理想の1日をイメージしてみてください。
- あなたが飽きることなく取り組むことのできたプロジェクトや仕事、活動や計画はどのようなものでしたか?
- あなたがまったく楽しめなかったプロジェクト、やる気が出なかった活動はどのようなものでしたか?
- あなたが明日、今の仕事を辞めたとして、後で一番やりたくなるのは携わっている仕事のどの部分でしょうか?
- あなたの趣味は何ですか?その趣味のどこが好きですか?
- あなたが若かった頃に、大人になったらなりたいと思っていたものはなんですか?それに魅力を感じていたのはなぜですか?
- あなたの今の時間の使い方が自分にとって意味のあるものだと感じていますか?何かが足りないと思うのであれば、それは何でしょうか?
- 第三者になったつもりで考えてください。あなたは普段どんなことに情熱を持とうとしている人に見えるか、観察してみてください。そして、観察した結果、どんな感情を抱きましたか?
- あなたは、この世界にどのような足跡を残したいですか?
- もし、あなたの寿命が残り1年だとしたら、どのように過ごしますか?
私の場合、これらの質問によって浮かび上がってきた価値観は、「成長」「子供との時間」「他者貢献」です。
自分の価値観を明確にすることは、決断力を上げるための第一歩です。
皆さんもこの10個の質問に答えて、まずは自分の価値観を明確にしてみてください。
価値観に沿って選択&微調整
価値観が明確になったら、あとはそれを使って選択をするだけです。
- 選択肢を全て書き出す
- 価値観に一番あっているものを選ぶ
- その時の状況を書き出す(例えば納期までの時間や使えるリソースなど)
- 価値観と状況を踏まえて、必要に応じて再選択する
こうすることで、自分の価値観から大きくブレる選択を避けることができます。
どうしても決められないときは、他のメンバーや上司に相談するのもいいと思います。
ただし、相談する相手は2〜6人の間に収めることがオススメです。
これは、相談相手が2〜6人の場合、決断ミスは減少しますが、
相談相手が7人以上になると、意見のまとまりがなくなり、
相談が決断を迷わせる要因になってしまうという調査結果があるためです。
たくさんの人に相談しすぎないように気をつけましょう。
まとめ
今回は「決断を簡単にする方法」を紹介させていただきました。
皆さんが決断をするときの手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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