今回読んだ本は「ハイパフォーマー思考」です。
この本は、高い成果を出すための思考法とアクションプランを教えてくれます。
仕事で高い成果を出したい。
そのためには普段から何を意識して、どんなふうに仕事に取り組めばいいんだろう?
なんて疑問を持っていませんか?
実は答えは簡単で、既に高い成果を出し続けている人の思考や行動をマネすればいいんです。
今回は、本書の中で紹介されているハイパフォーマー達の事例から、
私の経験も踏まえながら思考法やアクションプランを3つ紹介します。
思考と行動を定着させるには腹落ちさせることが大切なので、考え方も含めて説明していきます。
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「なんとかなる」と思ってやってみる
あらゆるサクセスストーリーは例外なく、「まずやってみること」からスタートしています。
成果という名のヒットやホームランを打ちたいなら、打席に立ち、バットを振ってみることです。
そうしなければ何も起きず、成果も出せません。
打席に立って、バットを振る。
空振りしたり、凡退だったり。
そこで初めて思考が始まります。
- なんでバットに当たらないんだろう? → もっとボールをよく見てみよう。
- なんでヒットにならないんだろう? → バットの振り方を変えてみよう。
このように、打席に立ちバットを振ってみることで、初めて思考が始まるんです。
つまりやってみないと何も始まらないということです。
「そんなことを言っても、バットの振り方がわからないんだよ。」
そう考えたあなた、そんなのはやりながら覚えればいいんです。
下手でもいいから見様見真似で振ってみればいいんです。
「みんなに下手なバットの振り方を見られたくない」とか、そういった余計な考えは捨てましょう。
やり始めるとわからないことがたくさん出てきます。
「勉強してから始めよう」と思っていたら、いつまで経っても始められません。
始めて、わからないことが出てきたら勉強すればいいんです。
失敗や未体験を恐れず、「なんとかなる」と思ってやってみることが成果を出すための第一歩です。
とはいえ、そもそも何をやったらいいかわからないと思っているあなたのために、
とにかくやってみるための2ステップを紹介します。
- 「おもしろそう」と思える課題を探す
- くよくよ考える前に一歩踏み出す
1つ目は、「おもしろそう」と思える課題を探すです。
どんな会社にも課題はたくさんあります。
でも不思議なもので、見つけようと思わなければ目に入ってきません。
まずはあなたの会社の課題を探し、その中からあなたが「おもしろそう」と思えるものに取り組んでみましょう。
私の場合、私たちが作ったもののユーザーの声。いわゆるVOC(Voice Of Customer)を得る仕組みがないことに気づきました。
そのため、VOCを集めVOCを基にした改善をするという取り組みを提案し、まさに今取り組んでいます。
あなたも自ら課題を探し、自ら提案するところから始めましょう。
2つ目は、くよくよ考える前に一歩踏み出すです。
「あなたも自ら課題を探し、自ら提案するところから始めましょう」
この言葉を見て、あなたはどう思いましたか?
「そうは言っても…」と考えてしまったあなた、そんな迷いが第一歩を邪魔します。
なにはともあれ、考える前に行動しないと何も始まりません。
とにかく即行動が大事です。
今すぐ紙とペンを取り出し、あなたの会社の課題だと思うものを書き出してみましょう。
そしてその中から一つ選び、明日上司に提案してみましょう。
直属の上司じゃなくても構いません。
とりあえず言いやすい人に言ってみましょう。
その第一歩から全ては始まるんです。
考えるのは歩きながらでOKです。
フィードバックをたくさんもらい、受け入れる
自分で課題を見つけ、提案し、受け入れられたとして、
その後大切なのがフィードバックをたくさんもらうことです。
自分の考えだけで進んでいくと、どうしても考えに抜け漏れが生じ、活動がうまくいきません。
なので、あなたの活動内容を色々な人に話し、フィードバックをたくさんもらいましょう。
ポイントは2つです。
- 相手にあなたの考えを話すときは「自分は正しい」というスタンスで話す。
- 相手のフィードバックを聞くときは「自分は間違っているかもしれない」「考えに穴があるかもしれない」というスタンスで聞く。
自分の考えを話すときは、相手に内容を理解してもらうため自信を持って話す必要があります。
でもそのままのスタンスでフィードバックを受けてしまうと、
「いや私の考えの方が正しい」とせっかくのフィードバックを受け入れられなくなってしまいます。
多面的なフィードバックをもらい、考えの穴を埋めていくために、
「自分は間違っているかもしれない」「考えに穴があるかもしれない」というスタンスに切り替えてフィードバックをもらうようにしましょう。
活動を進めていくと関わる人が増えていきます。
それはいわば多くの視点を得るチャンスです。
積極的にあなたの考えを話し、フィードバックをたくさんもらうようにしましょう。
仕事をプレイする
自ら課題を見つけたいけど、中々見つからない…
そんな場合はどうしたらいいのか。
結論、今の仕事に注力し、「プレイ」することで成果を出しましょう。
働き方には3つのスタイルがあります。
- レイバー:強制的に仕事をさせられている人
- ワーカー:組織に属して決められた、与えられた仕事をする人
- プレイヤー:自ら仕事を創り出す。または与えられた仕事に意義を見出し仕事に取り組む人
ワーカーとプレイヤーの違いは、仕事に対して受動的か能動的かです。
与えられた仕事を与えられたままに受動的に取り組む人。
与えられて仕事に対し自ら意義(価値や重要性)を見出し、能動的に取り組む人。
どちらが成果を出せるかは明白ですよね。
どんな仕事にも必ず意義があります。
必ずどこかの誰かの困り事を解決しています。
私の周りを見ても、それを把握し意義を意識して仕事をプレイできている人は少ないです。
私自身もそれに気づき、自分の仕事の意義を意識し、仕事をプレイするようになってから色々な課題が見えるようになりました。
課題が中々見つからないと思ったときは、まず今の仕事の意義を明確にし、能動的に仕事に取り組む事から始めてみてください。
そうしているうちに、だんだん課題が見えてきて、おもしろいと思える課題に出会うことができます。
まとめ
今回は「高い成果を出すための思考法とアクションプラン」を紹介させていただきました。
皆さんが高い成果を出すための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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