今回読んだ本は「うまくいっている人の考え方」です。
この本は、自己肯定感の高め方を教えてくれます。
自己肯定感とは、自分の存在を認め、自分は自分のままでいいと思える心の状態のことです。
自己肯定感が高ければ、精神的に安定し、人からの評価を気にしたり、他人と比べたりすることにとらわれません。
そして失敗を恐れずチャレンジができるようになります。
反対に自己肯定感が低ければ、人からの評価を気にしすぎてしまい、失敗を恐れてチャレンジをしなくなります。
ただ失敗を恐れ、チャレンジを避けていては成長はできません。
成長をするためには、自己肯定感を高め、失敗を恐れずチャレンジしていくことが必要です。
今回は、そんな成長に欠かせない、自己肯定感を高めるためのモノゴトの捉え方を3つ紹介します。
「批判」ではなく「意見」だと捉える
仕事をしている中で自分の意見を発信した場合、批判をされることがあります。
批判されるとついムッとしてしまいますよね。
ではなぜムッとしてしまうのでしょうか?
それは、自分を否定された気持ちになってしまうからです。
そうすると自己肯定感も下がってしまいます。
そんなときは考え方を変えることが大切です。
相手は自分を否定しているわけではなく、ただ意見が違うだけだと考えることです。
「批判」ではなく「意見」だと捉えるということです。
そうすることで、「そう考える人もいるのか」と自分の引き出しとして受け入れることができます。
そして、自己肯定感を下げることなく、自分を成長させることができます。
そうして引き出しを増やしていき、成長することでむしろ自己肯定感は上がっていきます。
このように考え方を切り替えるまでには多少時間がかかりますが、
意識して繰り返していくことで、少しずつ考え方を切り替えられるようになっていきます。
褒め言葉は素直に受け入れる
人はつい褒められると、「いいえ、そんなことありません」と謙遜してしまいがちです。
私も油断すると謙遜がでそうになります。
ただ謙遜はときに相手を不快にさせてしまうことがあります。
なぜなら「いいえ、そんなことありません」は「あなたの判断は間違ってます」と言っているのと本質的に同じだからです。
また、自分を否定することにもなるので、自己肯定感も下がりやすいです。
なので褒められたら、褒められた自分を認め、褒めてくれた相手に「ありがとうございます」と感謝を伝えるようにしましょう。
自分がいいことをしたとき、それを自分で認めることは決して悪いことではありません。
あなたには褒められるだけの価値があるんです。
もちろん「はい、私は素晴らしい人間です」なんて言う必要はありませんが、褒め言葉は素直に受け入れましょう。
また、あなたが褒められるようなことを達成できたときは、その褒めてくれた相手はもちろん、必ず周りにあなたの活動をサポートしてくれた人がいます。
なので、まず相手からの褒め言葉をまっすぐ受け取り、その相手や周りの人たちへの感謝を伝えることが大切です。
そうすれば自己肯定感を上げながら成長でき、チームには「ありがとう」が溢れていきます。
犯したミスで自分を責めない
ミスをしたらへこみます。それは仕方ありません。
でも自分を責めることはしないようにしましょう。
なぜなら、そんなことは誰も望んでないからです。
誰もあなたに「私はダメな人間だ」なんて自己肯定感を下げてほしいなんて思ってません。
そんなことをしていたら、ますますパフォーマンスが下がり、さらなるミスを犯すことになりかねません。
それよりも、犯したミスとしっかり向き合い、これからどうするかを考えることに時間を使ったほうが良いです。
自分を責めることではなく、リカバリー方法やミスを起こさない仕組みを考えることに時間をかけましょう。
ただ、へこんだ気持ちはすぐには無くならないというのも事実です。
なので、とりあえずその気持ちは持ったまま、頭と手を動かして行動します。
行動していれば、へこんだ気持ちはいつの間にかどっかにいってます。
そうして行動したあなたは、ミスを糧に成長をすることができます。
ミスを成長に繋げられるという成功体験を得たあなたは、自己肯定感が上がり、ミスを恐れず行動ができるようになるでしょう。
まとめ
今回は「自己肯定感を高めるためのモノゴトの捉え方3選」を紹介させていただきました。
皆さんの自己成長の手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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