今回読んだ本は「ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代」です。
この本は、創造力の上げ方を教えてくれます。
創造的な人って魅力的ですよね。
斬新なアイデアを出して実行していく。
「自分はあんなふうにはなれないよ」なんて諦めてしまっていませんか?
でも実はそんなことないんです。
創造力は誰にでも高めることができます。
今回は、誰にでも実践しやすい、創造力を高める方法を3つ紹介します。
ブ・ジャ・デの感覚を持つ
オリジナルな人への第一歩は、既存のものを疑うことです。
そのためには、「ブ・ジャ・デ」の感覚を持つことです。
デ・ジャ・ブは、はじめて見たはずなのに前にも見たことがあるような感覚のことをいいます。
ブ・ジャ・デはその反対で、既知のものを新たな視点で見つめることです。
既存のシステムに対し、好奇心を持って疑ってみるということです。
みんなが当たり前のようにやっていると、つい思考停止でそれにならってしまいがちです。
でもそこでいかにその当たり前のやり方を疑えるかがポイントになります。
常に今やっている方法が最善の方法なのか?もっとやりやすい方法があるんじゃないか?という目線で仕事に取り組むようにしましょう。
そうすることが、より良いアイデアを生み出すきっかけになります。
最小限のリスクで挑戦する
創造力がずば抜けている人を見ると、「リスク大歓迎の人」のように見えてしまいます。
でも実はそうではなく、
そんな人達も私達と同じで、リスクを抑えたいと思っています。
事実、本業を続けた起業家は、やめた起業家よりも失敗の確率が33%低かったという研究結果もあります。
成功している起業家には、本業や学業を続けながら挑戦をしている人も多いんです。
そうすることで、全体的なリスクのレベルを弱めているんです。
ある分野で危険な行動をとろうとするのなら、別の分野では慎重に行動することでリスクのレベルを弱めることができます。
我々サラリーマンで言えば、会社員として仕事をすることで安定を保ちつつ、空いている時間で副業にチャレンジするといった感じです。
これにはもうひとつメリットがあります。
なにも安心感がない状態で挑戦をすると、失敗をしたときの恐怖心から行動が鈍くなります。
でもひとつの分野で経済的基盤を確保しておけば、もうひとつの分野でより挑戦的で自由な行動がどんどんできるようになります。
ある分野において安心感があると、別の分野でオリジナリティを発揮する自由が生まれるというメリットがあるんです。
アイデアの山を築く
創造力がある人たちは、いつも質のいいアイデアが出せると思われがちです。
でも実はそうではありません。
アイデアに関して言うと、大事なのは質ではなく量です。
創造力がある人は、とにかく多くのアイデアを生み出しているんです。
「最高のクラシック名曲50選」のリストには、モーツァルトが6曲、ベートーベンが5曲、バッハが3曲あげられています。
それらひと握りの傑作を生み出すために、モーツァルトは生涯でに600曲、ベートーベンは650曲、バッハは1000曲以上以上作曲しています。
多くのアイデアを出すことで、優れたアイデアが生まれる確率が高くなります。
多くの人が斬新なものに到達できないのは、アイデアをちょっとしか出しておらず、その少数のアイデアを磨き上げることにとらわれているからです。
これはアイデアに対するアプローチとしては間違っています。
アイデアの創出に関していえば、大量生産が質を高めるためのもっとも確実な道です。
思いついたことはとにかくノートに書き溜めておいたり、会議などの場であれば発信してみる。
周りから様々なFBが返ってくるとは思いますが、気にせずどんどん発信し続ける。
こうした発信の積み重ねが素晴らしいアイデアとの出会いにつながるんです。
まとめ
今回は「創造力を高める方法3選」を紹介させていただきました。
皆さんの創造力向上の手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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