今回読んだ本は「ぜんぶ、すてれば」です。
この本は、身軽に生きるためには何を捨てるべきかを教えてくれます。
多くの情報にさらされている今。
こんな時代にサラリーマンとして生き残るには、どんな知識を持ち、どんな能力を身につけるべきなのか。
そんなふうに考えているあなたへ。
あなたの両手は空いていますか?
頭の中にスペースはありますか?
何が言いたいのかというと、何かを得るためには何かを捨てる必要があるということです。
持てるもの、入れる場所には限界があります。
なので、何を得ようかと考える前に、何を捨てようかを考えることが大切です。
ということで、今回はサラリーマンが捨てるべき考えを3つ紹介していきます。
心のフタを捨てる
仕事をしていると、「自分はこう思うんだけどな」って思うことありますよね。
その意見は大事にしましょう。
大事にするといっても、大事にしまっておきましょうということではありません。
その思いを意見として、ちゃんと相手に伝えましょうということです。
心にフタをしてしまったままにしていても、何も始まりませんし何も変わりません。
そんな心のフタは捨てましょう。
伝えることで、あなたの意見は初めて意味を持ちます。
また伝えると、その意見に対してFBが得られます。
そこで得たFB、つまり相手の「こう思う」も大切にしましょう。
FBには、賛成のFBも反対のFBもあると思います。
自分の意見に対して、違う意見や反対意見を言われるとどうしてもカチンとくることありますよね。
でもそれをぐっとこらえて、これは自分にない引き出しが手に入るチャンスだと捉えるようにしましょう。
始めはカチンときても、話をよく聞いてみると確かにそうかもなと思えるようになります。
そうすると自分の考え方もアップデートすることができ、成長することができます。
自力でやろうという考えを捨てる
ぜんぶ自分でやろうという考えは捨てましょう。
すべてを一人でやることは、はっきり言ってできません。
一人でできることには限界があります。
そしてその限界はたかが知れてます。
個人差はあるにせよ、人による差はたいしてありません。
でも他人の力を借りればその何倍もの成果を上げることができます。
なので任せられる仕事はどんどん任せたほうがいいです。
自分でやり始める前に、他の人にお願いできないかを考えましょう。
また人に任せると、はじめはうまくいかないときもあると思います。
でもダメだといって引き上げてしまうことはやめましょう。
あなたがやるべきなのは、引き上げることではなく、どうすれば任せた仕事がうまく進むかを考えることです。
任せた相手をよく見て、話を聞き、必要な情報やアドバイスを与えることが大切です。
そうしないと、いつまで経っても人に任せることができないからです。
人に任せないと、仕事を一人で抱えてしまって、あなたが本当にやるべきことができなくなってしまいます。
成果を出すためには任せ上手にならないといけません。
会社のためにという考えを捨てる
自分は何のために働くのか?
答えは「自分のため」です。
「会社のため」ではありません。
自分が成長するため、自分が作るもの提供するサービスで、誰かの困りごとを解決するためです。
その目的を達成するために、会社を使うんです。
なので人が会社に使われるのは、考え方が逆です。
会社のために身を粉にして働くことはおかしいです。
自分のやりたいことのために夜遅くまで働くことは問題ないと思います。
それによって精神的に病んでしまうなんてことはないでしょう。
なぜなら自分のやりたいことを夢中でやっていて、ある意味楽しんでいるからです。
でも、会社のために夜遅くまで働くことはやめましょう。
これは心にかなり負担がかかります。
楽しくないですから。
人が中心で、会社は道具です。
この関係性を間違えないうように気をつけましょう。
まとめ
今回は「サラリーマンが捨てるべき3つの考え」を紹介させていただきました。
皆さんが身軽に生きるための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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