仕事で成果をあげるための時間の使い方3選

ビジネス

今回読んだ本は「AI分析でわかったトップ5%社員の時間術」です。

この本は、トップ5%社員が実践している時間の使い方を教えてくれます。

時間は誰にでも平等です。

どんな成功者でも、私のような凡人でも、1日は24時間です。

ではそこにはどんな差あるのか?

それは「時間の使い方」です。

成功している人たちは、時間は有限であることをしっかり意識して、

「より短い時間でより大きな成果を上げる」という考え方をもっているんです。

そんな時間の使い方は、その人達が成功者だから実行できるわけではありません。

誰にでもマネができるんです。

今回は、仕事で成果をあげるための時間の使い方を3つ紹介します。

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効果を出してない作業がないかを考える時間を作る

トップ5%の社員に「行動の効率が高いとき」についてインタビューしたところ、

「成果につながらなかったり、目標達成にインパクトを与えない作業をやめたとき」が最も効率が高いと答えたそうです。

そもそも不要な作業にかかっている時間を10時間から5時間にしたところで効果はゼロです。

だったらやめてしまったほうが良いですよね。

「必要ないものをやめること」に注力し、必要ない作業にかける時間をゼロにしようとすることが最も効果が高いんです。

そうすると空いた時間を重要な作業に充てることができます。

これは自分だけではなく、チームとしても大きく効果があります。

限られた戦力を無駄な作業に投下してしまうのは本当にもったいないです。

そんな作業はとっととやめて、もっと重要な作業にみんなの力を投下したほうが良いです。

そのためには、週一回程度、今やっている作業の中に効果を出していない作業がないかを考える時間を作りましょう

週に5〜15分程度振り返る時間を作るんです。

たったそれだけで、重要なことだけに効率よく力を投下できるようになります。

時間は誰にでも平等です。

どうせなら重要な作業に時間を使いたいと思いませんか?

長く続けていることでも、不要だと気づいたらその時点でやめる

私はずっと週1〜2回の英語学習を続けてきました。

約10年は続けていたと思います。

会社が用意してくれた英会話教室もずっと参加していました。

でもこの本を読み、改めて自分に対する英語の必要性を考え、英語学習をやめることにしました。

目的が不明確だと気づいたからです。

  • 職場の上司に特別英語ができる人がいない
  • 私自身、今の英語レベルでそんなに困っていない
  • 同職種の求人を見ても英語のスキルはそこまで求められていない
  • Google翻訳等の英語翻訳ソフトの機能は年々向上している

これらのことから、英語のスキルをこれ以上上げなくても良いと判断しました。

やめるという判断は中々勇気がいります。

それが長く続けていることであればなおさらです。

でもその習慣を続けていく理由として、「長く続けているから」という理由は本質的ではありません。

不要だと気がついたのであれば、その時点でやめて必要なことに時間を充てたほうがいいです。

私も英語の勉強をやめて、その分空いた時間を文章力の向上に充てることにしました。

具体的には、読書とブログ執筆です。

サラリーマンにとって文章力は重要です。

短い文章で伝わる文章を書くスキルはあらゆる場面で活きてきます。

さらに本を読むことで、たくさんの先人たちの知恵も学ぶことができるので一石二鳥です。

皆さんも、不要と気づいたことは勇気を持ってやめることをおすすめします。

作業途中でも手を止める

何か作業を始めるとモチベーションが高まり、ドーパミンの分泌によって作業興奮状態になります。

脳が作業を続けるように信号を出すんです。

これは良いことのように聞こえますが、実は作業を続けること自体が快感になり、作業時間が延びてしまう原因になります。

この作業興奮から逃れる方法が、「途中で手を止める」です。

作業途中で手を止めると、2つの心理現象が働きます。

それが、「心理的リアクタンス」「ツァイガルニク効果」です。

  • 心理的リアクタンス:行動を制限されると、反発心から余計にそれをしたくなる心理現象
  • ツァイガルニク効果:達成できたことよりも達成できなかったことを覚えている心理現象

作業中断時間を決めることで、その時間が迫ってくると、心理的リアクタンスが働きます。

そうするとキリが良いところまで終わらせたくなり、作業スピードが自然と上がります。

さらに途中で休憩をはさむことで、ツァイガルニク効果が働きます。

そうすると仕事の続きが気になって、再開後も集中力を保ったまま継続できるんです。

私はこれらの効果を活用するため、25分作業して5分休むを繰り返しています。

これは「ポモドーロ・テクニック」という方法です。

大事なのは「何時間集中できたか」ではなく、「何回集中できたか」です。

まとめ

今回は「仕事で成果をあげるための時間の使い方3選」を紹介させていただきました。

皆さんが仕事で成果をあげるための手助けになれば嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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