今回読んだ本は「実行の鬼」です。
この本は、やるべきことをやるためのアクションプランを教えてくれます。
成果を左右するものはなんでしょう?
それはやるべきことをどれだけ実行に移せるかです。
- 作成するべき書類があるのに、全然手を付けられていない
- アポを取らなきゃならないのに、今日も一日が終わってしまった
- 返事をしないといけないのに、ずっと返事ができてない
頭では分かっていてもできない。
今回はそんな状態を抜け出すためのアクションプランを、
「時間管理」「生活習慣」「勤務態度」の3つのテーマに対して、それぞれ3つずつ紹介します。
本書に記載されているのたくさんのアクションプランの中からピックアップして、私なりにアレンジしている部分もあります。
そのままの全部も知りたい場合は、ぜひ本書も読んでみてください。
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時間管理
時間管理のアクションプランとして紹介するのは次の3つです。
- 朝一に時間割を作る
- タイマーを使う
- 即答しない
1つ目は「朝一に時間割を作る」です。
今日やることをToDoリストに入れて上から片付けようとすると、
大抵全てを終わらせることができません。
それは期限を決めてないからです。
期限を決めないと、人はひとつの作業が終わるまでいたずらに時間を使ってしまいます。
- 8:30〜9:00 プレゼンでピックアップするテーマを決める
- 9:30〜10:00 プレゼンのアジェンダを作成する
- 10:00〜10:30 会議
このようにひとつひとつの仕事に期限を決め時間割を作ることで、
脳はその時間内でなんとか終わらせようとフル稼働します。
2つ目は「タイマーを使う」です。
時間割通りに進めようと思ってたけど、気づいたらとっくに時間が過ぎていた。
それを防ぐために私はタイマーを使ってます。
会社では音をたてられないので、光でお知らせしてくれるタイマーです。
メリットは2つ。
- 時間になったらタイマーの光で気付ける
- タイマーの時間が減っていくのを見ることで、自分を追い詰められる
時間割と組み合わせることで自分の能力を最大限に引き出せます。
3つ目は「即答しない」です。
急な頼み事にも関わらず「わかりました」と引き受ければ相手は喜ぶでしょう。
でも簡単に仕事を引き受けてしまうと、仕事はどんどんなだれ込んできます。
そしてあなたの予定もどんどん崩れていきます。
だから良い顔をしたい気持ちは抑えて、「スケジュールを確認させてください」と伝えましょう。
ざっくりした内容と期限を聞き、冷静に自分のスケジュールと突き合わせたうえで、
できるなら「できます」、できないなら「申し訳ございません、今スケジュールがいっぱいでできません」、
期限を延ばせばできるなら「いついつまでならできます」「〇〇の期限をいついつまで延ばせるならできます」と答えるようにしましょう。
生活習慣
生活習慣のアクションプランとして紹介するのは次の3つです。
- スマホを出さずにKindleを出す or 目を閉じる
- スマホを使う時間、使う目的、居場所を決める
- 朝の準備は前の晩に済ませる
1つ目は「スマホを出さずにKindleを出す or 目を閉じる」です。
- バスや電車の待ち時間や乗っている時間にスマホを見る→Kindleで読書
- トイレの大の時間にスマホを見る→目を閉じる
これで成長と整腸を同時に手に入れることができます。
2つ目は「スマホを使う時間、使う目的、居場所を決める」です。
スマホは強敵です。
油断するとあっという間に時間を奪われます。
だからスマホを使う時間、目的、居場所を決めて、それらを守るようにしましょう。
私の場合は次のとおりです。
- 朝にXで情報発信をするとき(2〜3分)
- 朝の始業前にスタサプで英語を勉強するとき(30〜45分)
- 日中は鞄の中
- 帰宅後は充電器に繋いでベッドマットレスの下
3つ目は「朝の準備は前の晩に済ませる」です。
- 明日着ていく服
- 明日持っていくもの
- 水筒やお弁当箱
など全て前日の夜に用意します。
朝は脳が最も明晰に働く時間です。
その時間には余計な判断を極力減らし、もっと大事なことを考えるために使いたいからです。
勤務態度
勤務態度のアクションプランとして紹介するのは次の3つです。
- トリガーを利用する
- 昼休みには必ず仮眠する
- あいまいな言葉を捨てる
1つ目は「トリガーを利用する」です。
忘れっぽいのは仕方がありません。
でも忘れっぽいからといって忘れて良いことにはなりません。
- いついつ連絡しますと言っていた人への連絡を忘れた
- 頼まれていた依頼の期限が昨日だったことを忘れていた
こんなことをしていては信頼を一気に失います。
忘れっぽくても自分なりの工夫で忘れずにやることは可能です。
- 予定表に入れてアラームが立つようにする
- 依頼はいつやるかを決め、その場でToDoリストにいれる
このようにやると決めた瞬間にトリガー(気づくきっかけ)を作って忘れないようにしましょう。
2つ目は「昼休みには必ず仮眠する」です。
- 昼休みになったらスタサプのテキストを読みながらお弁当を食べる
- 食べ終わったらコーヒーを飲みながら本を読む
- 残り20分になったら仮眠をとる
英語の勉強で眠くなり、カフェインと仮眠のおかげで午後一の集中力が上がります。
3つ目は「あいまいな言葉を捨てる」です。
仕事では「なるべく」「できるだけ」という言葉は捨てましょう。
- できるかどうか聞かれたら「はい」か「いいえ」で答える
- どう思うかと聞かれたら「事実」か「数字」で答える
- どれくらいかと聞かれたら「日数」か「回数」か「金額」で答える
厳しいと感じるかもしれませんが、あいまいさを捨てることはあなたの仕事力を格段に上げてくれます。
まとめ
今回は「やるべきことをやるためのアクションプラン」を紹介させていただきました。
あなたのやるべきことがひとつでも多く片付くためのお手伝いができたら嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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