どうすればセンスのある提案ができるのか?

ビジネス

今回読んだ本は「センスは知識からはじまる」です。

この本は、センスの磨き方を教えてくれます。

サラリーマンとして働いていると、

「あの人のプレゼン、センスあるなぁ」「この人の提案、センスあるなぁ」って感じる人、周りにいますよね。

そんな人を横目に、「私にはセンスがないからできない」なんて諦めていませんか?

でも、実はセンスというのは特別な才能ではないんです。

磨き方を知れば、センスは誰にでも磨くことができ、誰にでもセンスのある提案をすることができるんです。

今回は、どうすればセンスのある提案ができるようになるのかを紹介します。

センスがあるとはどのような状態なのかを知る

センスは誰にでも磨くことができます。

なので、皆さんセンスを磨きましょう。と言われても困りますよね。

センスを磨くには、まず「センスがあるとはどのような状態なのか」というゴールを知る必要があります。

ゴールを知ることで、初めて行き方が分かります。

結論、センスがあるとは、「その対象のものの良し悪しを判断し、最適化できること」です。

一言で言いましたが、ここには2つの要素が入っています。

1つ目は「良し悪しを判断できること」、2つ目は「最適化できること」です。

服装で言えば、どんな服がオシャレなのかを判断し(①)、その中から自分に似合うものを選んで着れる(②)人がセンスがあると言えるでしょう。

どんな服がオシャレかがわかっていても、自分に似合わない服を選んでしまってはセンスがあるとは言えませんよね。

反対に自分に似合う服を選べていても、流行を取り入れられていなければセンスがあるとは言えません。

ビジネスの場で、なにかを提案する場面で言えば、

どんな提案が効果的かを判断し(①)、提案相手に応じて話し方や見せ方を選べる(②)人がセンスがあると言えます。

これら2つのこと(良し悪しを判断できること、最適化できること)が両方できて、初めて「センスがある」と言えるんです。

センスがあるとはどのような状態なのかがわかったところで、これらができるようになるにはどうすればいいのかを説明していきます。

知識を蓄積する

まずは、「良し悪しの判断」をできるようにするにはどうすればいいかから説明します。

結論、知識を蓄積することです。

良し悪しを判断するためには知識が必要です。

話し方であれば、どういった話し方が伝わりやすいのかの知識。

見せ方であれば、どう見せるのが相手に良い印象を与えるのかの知識。

なにか提案する場面であれば、当然その提案するモノゴトに関する知識も必要です。

なので、センスを磨くためには、知識を蓄積しましょう。

知識の蓄積方法としてオススメなのは2つです。

1つ目は、本を読むことです。

話し方や見せ方に関する本。

あなたが提案しようと思っているモノゴトに関する本や雑誌。

こういったものを読むことで、どんな話し方や見せ方がわかりやすいのか、

市場ではどんなものが求められていて、どんなものが流行っているのか等の知識を蓄積することができます。

2つ目は、提案がわかりやすいと言われている人の資料と、それ以外の人の資料を見比べることです。

比べることで差がわかります。

そして、なぜわかりやすいと言われている人の資料がわかりやすいのかを深掘りしましょう。

その人に何を意識しているのかを聞いてみるのもいいでしょう。

こうして知識を蓄積していくことで、徐々に良し悪しを判断ができるようになっていきます。

相手目線で考える

次に、「最適化」をできるようにするにはどうすればいいかを説明します。

結論、相手目線で考えることです。

これには2つの目線が必要です。

1つ目は、相手はどういう人か?という目線です。

相手が大人か子供かで言葉の選び方は変わりますよね。

相手があなたが提案しようと思っていることに対してどのくらいの知識を持っているのかでも伝え方は変わります。

伝える相手の属性を具体的にすればするほど最適化した伝え方ができます。

2つ目は、相手は何を求めているのか?という目線です。

相手は、あなたがどのような活動をしているのかを知りたいのか、あなたの提案を実行することで会社にどんな利益があるのかを知りたいのか。

もし、相手に聞けるのであれば聞いちゃったほうがいいです。

相手が求めていることを理解することで、それに合わせた伝え方ができます。

こうして相手目線で考えることで、その場に応じて最適化したプレゼンをすることができるんです。

まとめ

今回は「どうすればセンスのある提案ができるのか?」を紹介させていただきました。

皆さんがセンスのある提案ができるようになるための手助けになれば嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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