今回読んだ本は、『GIVE & TAKE』です。
この本は、ギブアンドテイクの本質を教えてくれます。
与えよ、さらば与えられん。
あなたもこんな言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
与えられたければ、まずは与えましょう。
そうすれば回り回って自分に返ってくるというという意味です。
今回読んだ本のタイトル、「GIVE & TAKE」も同じ意味の言葉です。
でも心のどこかで、
「与えてばっかりで損することになりそう」
と考えている人もいるのではないでしょうか?
今回はそんな人のために、サラリーマン流ギブアンドテイクの実践方法を紹介します。
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仕事をする意義を明確にする
多くの人は、
「他者に利益をもたらす=自己の利益がなくなる」
と考えてしまいがちです。
でも、自己利益と他者利益は一つの次元の両極端ではありません。
他者に利益をもたらすために、自己犠牲は必要ないんです。
大切なのは、他者志向性です。
他者志向性とは、自分の取り分を心配するのではなく、
みんなの幸せのために高い成果を目指すことです。
そして他者志向性を持つために必要なのが、「仕事をする意義」です。
何のためにその仕事をしているのかということです。
あなたの仕事は、必ず誰かの困りごとを解決しています。
あなたが所属しているチームや組織には共通の意義があるはずです。
まずはそれを見直し、仕事をする意義を明確にすることから始めましょう。
その意義を満たすための行動は、あなたに「成長」を与えてくれます。
自分の知識を提供する
仕事の意義を明確にできたら、
その意義のために、チームや組織へあなたの知識を積極的に還元しましょう。
中には、自分の知識を提供してしまうことで、
他のメンバーに抜かれてしまうと考える人もいます。
でも抜かれていいんです。
それはつまり、メンバーを成長させたということです。
そして実はあなたも成長できています。
「人を成長させる能力」という面で大きく成長できているんです。
考え方として大切なのは、自分だけではなく、
チームや組織全体が得をするようにパイを大きくすることです。
今あるパイを取り合うのではなく、
みんなで協力してパイを作り大きくしていくことで、
みんなの取り分を多くすることができます。
パイを大きくできれば、自然と自分の取り分も大きくなりますよね。
パイの作り方を自分だけのものにしていると、
自分だけがパイを作ることになってしまいます。
その作り方をみんなに提供して、みんなでパイを作る方が、
自分にとってもみんなにとってもプラスなんです。
サポートを受ける
仕事の意義を満たすのためにはサポートもしっかり受けましょう。
サポートを受けるって与えてもらってないですか?
と思うかもしれませんが、実はそうではないんです。
もっと視点を上げてみましょう。
仕事というのは、自分ひとりでできるものではなく、互いに助け合ってするものです。
良いものを作ることができるのも、
情報をくれる人、アドバイスをしてくれる上司や同僚など、
みんなのサポートがあってこそです。
自らサポートし、サポートを受ける。
大切なのは、組織全体の成功を考えることです。
そして、当然あなたも組織の中の一人です。
組織内の他の人がうまくいかないことも、あなたがうまくいかないことも、
組織全体の視点から見れば同じです。
なので、分からないときやできないときは積極的に人からサポートを受けましょう。
それが結果的に誰かの困りごとを解決する、ギブすることに繋がります。
まとめ
今回は『サラリーマン流ギブアンドテイク実践方法』を紹介させていただきました。
あなたがギブアンドテイクを実践に移すための一助になれば嬉しいです。
- こんなときはどうするの?
- こういう考え方もあるよね?
こういったコメント大歓迎です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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