今回読んだ本は「シン・サラリーマン」です。
この本は、仕事力を上げる方法を教えてくれます。
自分の仕事力、上げたいですよね。
仕事力が上がったり、上げるための行動をすると、だんだん仕事が楽しくなってきます。
活用できそうなものを見つけて、実践してみて、うまくいったりいかなかったり。
うまくいったらシンプルにうれしいし。
うまくいかなかったらやり方を変えてみたり、違うものを見つけてまたやってみたり。
この行動が楽しいんです。
仕事を楽しめるようになったら最強です。
お金もお金以外の資産(ビジネススキル、人間関係、健康)も自然と貯まっていきます。
今回はサラリーマンの「基礎筋力」となる、仕事力を上げる方法を3つ紹介します。
お願いするときは相手の頭の中を想像する
人にお願いするときは、まず相手の頭の中を想像しましょう。
自分の「お願いしたい!」などの「欲望」や「不安」はいったん置いておいて、
相手の「欲望」や「不安」を想像するんです。
そして相手が言ってほしそうなコトバで依頼します。
例えば、
✕:プレゼン資料を作成してほしいです
○:田中さんの資料だと得意先のウケが段違いなので、「市場動向」の部分をお任せしたいのですが?
こんな感じで「田中さんだからお願いしている」ことを強調します。
そうすることで、相手の「承認欲求」を刺激することができます。
また、業務範囲を明確にすることで不安を解消することも出来ます。
こうやって相手の「欲望」「不安」をあらかじめ想像してから依頼の仕方を考えると、引き受けて貰える確率がグンと上がります。
事実ベースで報告する
報連相のときに、「事実」と「意見」がゴチャ混ぜになるミスはよくあります。
なので、報連相は「事実」ベースで伝えることを心がけましょう。
「事実」と「意見」の違いの分かりやすい表現としては「空・雨・傘」というものが使われます。
空:「空が曇っている」(事実)
雨:「雨が降りそうだ」(意見)
傘:「傘を持っていこう」(行動)
ビジネスシーンの報連相では、この事実と意見の線引が曖昧になってしまうとトラブルの原因になります。
特に気をつけたいのが報告する仕事がうまくいっていないときです。
うまくいっているときは頼まれなくても事実を伝えると思います。
でもうまくいっていないときは、上司に怒られたくないから、なるべくポジティブに聞こえるように自分の希望的観測で報告してしまいがちです。
例えば、
上司からの質問:金曜日提出期限の資料の進捗を教えて
事実:水曜日の段階で全体の20%しか出来ていない
✕:これから集中して取り組めばおそらく間に合うと思います。
○:全体の20%しか出来ていない状況です(事実)。このまま自分一人で進めていくと間に合わないと思っています(意見)。期限に間に合わせるため、〇〇さんのサポートを入れて頂けないでしょうか?[提案(行動)]
こんな感じで正直に「事実」を伝え、それに対する自分の「意見」と考えた「提案(行動)」を伝えることで、対策も考えやすくなります。
上司も、それだったらこうやった方がいいんじゃない?などの対策が提案しやすいです。
報連相は「事実」が土台、よく見せようとすると「意見」が多くなることを意識しておくだけでも違ってきます。
すべてのタスクを3択に仕分ける
何かタスクが来たとき、まずは下記の3択に仕分けましょう。
①断る
②即打ち返す
③ToDoリストに入れる
これをせずに後で考えようとすると、必ず抜け漏れが発生します。
でもこれをやることで、即対応は出来ないことはあっても、抜け漏れを無くすことは出来ます。
まず、断れるものは断るのがベストです。
仕事はやらないが一番早いからです。
なのでまずは断れないかを考えます。
次に、断れないものは即打ち返します。
メールも可能な限り即返信します。
その場で打ち返せば大幅に時間を短縮できます。
なぜなら、タスク処理において、意外に時間を奪われるのが「タスクの内容を思い出す」ことだからです。
即打ち返すことで、この思い出す時間を徹底的に削減することが出来ます。
最後に、どうしてもすぐに対応できないタスクはToDoリストに入れます。
ToDoリストに入れるときは、「やる日にち」はマストで入れて、かつ出来るだけ具体的に書きます。
「〇〇さんと△△を調整する」といった感じで、誰と何をどうするのかを必ず書きます。
これもあとから思い出す時間を削減する対策のひとつです。
まとめ
今回は「仕事力を上げる方法3選」を紹介させていただきました。
皆さんの仕事力向上の手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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