今回読んだ本は「精神科医が教えるストレスフリー超大全」です。
この本は、ストレスを溜めない方法を教えてくれます。
まず大前提として、ストレスをゼロにする必要はありません。
なぜなら、ストレスが全く無くなると自己成長しなくなるからです。
適度なストレスは、脳の働きを活性化し、集中力を研ぎ澄まし、記憶力を高めます。
ただし、過剰なストレスを感じ続けるのは危険です。
ストレスを溜め込みすぎると、体調を崩したり、うつなどのメンタル疾患に陥る可能性があります。
つまり、「ストレスフリーな人」とは、ストレスと上手な付き合い方ができ、ストレスを溜め込まない人のことをいうんです。
今回はストレスを溜めない方法を3つ紹介します。
「妬む」のではなく「リスペクト」する
自分より優秀な人を「妬む」のではなく、「リスペクト」しましょう。
人間は他人と比較してしまう生き物です。
かつ、他人と自分を比べると落ち込みがちです。
それは、ほとんどの人が自分の欠点を探し出してしまうからです。
でも「リスペクト」をすれば大丈夫です。
リスペクトすると、「自分もそうなりたい」という思いが出てきます。
すると、相手の「良い部分」「うまくいっている部分」「他人がしていない工夫」などがドンドン目に入ってきます。
そしたら、その中からマネできるようなものを探して、マネをしましょう。
よく見て、よくマネして、少し自分用にカスタマイズしてみたり。
そうしているうちに、気づいたらできるようになっています。
「妬む」ことをやめて「リスペクト」をするようにすれば、ストレスは減り成長することができます。
「好き」か「普通」かで判断する
人を「好き」か「嫌い」かではなく、「好き」か「普通」かで判断するようにしましょう。
人間関係のストレスを減らすには、「嫌いな人」を減らすことがポイントです。
「嫌いな人がいるか?」という質問に、73%の人が「いる」と答えました。
「好きな人」もいれば「嫌いな人」もいるのが普通ってことです。
ただ問題は、「嫌い」は見抜かれるということです。
嫌いな上司に対して、どんなにヨイショしても「嫌い」は伝わってしまいます。
そして「嫌い」という感情に対しては、「嫌い」という感情が返ってきます。
これでは人間関係はどんどん悪化していってしまいますよね。
そんな人間関係の悪化を防ぐには、人の判断基準から「嫌い」をなくして、代わりに「普通」を加えることが効果的です。
調査結果では、好き嫌いでの二択で人を判断した場合、嫌いな人の数が平均2〜3人だったのに対し、
そこに「普通」を加えると、嫌いな人の数が平均0〜1人に減ったそうです。
だったらもう「好き」か「普通」かの二択にしちゃえばいいじゃんってことです。
「親しくしたい人」か「そうでない人」かの二択にしちゃえば、「嫌いな人」はほとんどいなくなります。
「嫌いな人」が減れば、人間関係のストレスも減っていきます。
睡眠の優先順位を上げる
睡眠とストレスは密接な関係にあります。
過度なストレスがかかったときも、十分な睡眠をとっていればストレスを軽減、解消できます。
逆に睡眠がとれないと、ストレスを解消できず、ストレスや身体的な疲労は蓄積していきます。
しかも睡眠を削ると、集中力、注意力、判断力など、ほとんど全ての脳の機能が低下してしまうんです。
忙しい時ほど、きちんと睡眠を取るべきです。
なので、何かをサボってでも、10分でも15分でもいいので睡眠の時間を多く確保するようにしましょう。
必要な睡眠時間は最低でも6時間です。
もし6時間とれないという人でも、まずは一週間、いつもより意識的に睡眠時間を多くとることを心がけてみてください。
ほんの少しの変化でも続けてみることに価値があります。
まとめ
今回は「ストレスを溜めない方法3選」を紹介させていただきました。
皆さんが過度なストレスから逃れるための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
【今回読んだ本はこちら】
【読書にはKindleがオススメ。理由はこちら】
コメント