今回読んだ本は『なかなか自分で決められない人のための「決める」技術』です。
この本は、決める技術と決断力を高める方法を教えてくれます。
会社での業務は「仕事」と「作業」でできています。
- 仕事:すでに決まっていることではなく、自ら決めて動くアクション
- 作業:すでに決められているアクション
立場が上がるほど「仕事」の割合が増えていきます。
逆を言えば、決める力を伸ばし、
自ら「仕事」に積極的に関わっていくことがキャリアアップにつながるということです。
ということで、今回は決める技術を2つと決断力を高める方法を1つ紹介します。
今回紹介するのは本書で紹介されているものを私なりにアレンジしたものです。
そのままを知りたい人は、ぜひ本書をお読みください。
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目的を明確にする
すべての仕事には必ず目的があります。
その目的、つまりゴールを明確にできていないと、
どこの向かって進めばいいのかわからず、決めることができません。
なので選択に迫られ、迷ったときは、その仕事の目的を再確認しましょう。
もし目的が明確になってなければ、まずは目的を明確にしましょう。
そうすれば、その目的に合っているかどうかで、その決断の正しさを判断できます。
正しい決断をするためにまずすべきなのは、仕事の目的を明確にすることです。
紙に書き出して考える
頭の中だけで考えていても、人はなかなか決められません。
なぜなら、脳は多くのことをストックしておけないため、
頭の中だけだと深く考えられないからです。
何かを思いついては忘れ、思いついては忘れを繰り返し、
思考の表面をぐるぐる回り続けます。
ではどうすれば深く考えられるのか。
紙に書き出せばいいんです。
紙に書き出すと、事実や思考を見える化できます。
- 今何が起きているのか(現状把握)
- 原因や課題はなにか
- どんな対策が有効か
- それを実行するメリットやデメリットはなにか
こういったことを紙に書き出し見える化し、
整理しながら深堀りすることで、
やるべきことの判断がしやすくなります。
まだ判断するための材料が不足している場合でも、
何がどのくらい不足しているかを見える化できるため、
次に何をすべきかを明確にできます。
考えるときは頭の中ではなく、紙の上で考えるようにしましょう。
上司にはクローズドクエスチョンで質問する
これは決断力を高める方法です。
やることはひとつ。
「上司にはクローズドクエスチョンで質問する」です。
質問には「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」があります。
オープンクエスチョンとは、YES/NOで答えられない質問です。
- 次はどうすればいいですか?
- こんな問題が起きています。どうしましょう?
このような質問を上司にすることは、
上司に全てを丸投げにしているため、あなたの決断力は上がりません。
それに対してクローズドクエスチョンとは、YES/NOで答えられる質問です。
- 次はこうしようと思うのですが、いかがでしょうか?理由は〇〇だからです。
- この問題にはこのように対応しようと思うのですが、いかがでしょうか?理由は△△だからです。
このように上司に対して、
「あなたはどうするのがいいと思うのか」という仮説を提示するクセをつけると、
自分で決める回数が格段に増え、決断力が上がっていきます。
上司にはクローズドクエスチョンで質問するクセをつけましょう。
まとめ
回は『決める力がキャリアアップにつながる。決める力の伸ばし方』を紹介させていただきました。
あなたの決断力向上の一助になれば嬉しいです。
- こんなときはどうするの?
- こういう考え方もあるよね?
こういったコメント大歓迎です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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