今回読んだ本は『要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑』です。
この本は、要領がよくなる仕事術を教えてくれます。
今回は、本書の中のたくさんの仕事術の中から、「段取り」にフォーカスしていきます。
本書に記載の仕事術を元に、ちーぱぱ風にアレンジして3ステップにまとめました。
本の記載を知りたい人は、ぜひ本書をお読みください。
- 仕事にやり直しが多い
- よく「え、これはやらなくてよかったのに」と言われてしまう
こんな悩みを抱えていませんか?
実はこれ、段取り力を上げることで解決できます。
段取りが悪いと、確認不足でやり直しが発生してしまい、
余計な作業により、いたずらに時間を浪費してしまいます。
仕事の段取りがよくなると、時間の無駄遣いが減り、
余裕が生まれ、仕事が楽になります。
そして、その分重要なことに時間を使えるようにもなります。
今回は、誰でも段取りよく仕事を進められる3ステップを紹介します。
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ゴールを明確にする
段取りをよくするための第1ステップは、「ゴールを明確にする」です。
これは第1ステップであり、最重要ポイントです。
これを間違うと多くの時間をムダにしてしまう可能性があります。
なので仕事を振られたら、その時点で次の3つを確認しましょう。
- その仕事が発生した背景
- 上司がイメージしている成果物
- 期限
まずはその仕事が発生した背景を確認します。
背景とは、「その仕事は誰のどんな困りごとから発生したのか?」です。
これは言わばその仕事の本質です。
本質を理解しておくことで、大きな方向性の間違いや不要な作業を防げます。
次に上司がイメージしている成果物を確認します。
「資料をまとめておいて」と指示されたとして、
このままだと何にどうまとめるのかが不明確です。
そんなときは間違っててもいいので、自分のイメージを紙に書き出し、
上司と共有し、認識のギャップを無くしておきましょう。
- 部下:これらの項目をこのようにパワポにまとめようと思っていますが、認識に差異はないでしょうか?
- 上司:ここの情報は不要です。その代わりこの情報を追加してください
このように、最初にゴールを明確にすることで、作業の過不足をなくすことができます。
最後に期限を確認しましょう。
どんな仕事にも必ず期限はあります。
ポイントは1つ「何月何日何時まで」を明確にすることです。
「今週金曜日までにお願いします」と上司から言われたとして、
実は金曜の夕方に資料を使う予定があり、
チェック時間も含めると午前中にはほしい可能性があります。
だから必ず「何月何日何時まで」を明確にしておきましょう。
タスクを分解する
段取りをよくするための第2ステップは、「タスクを分解する」です。
これは難易度が高いタスクほど重要なステップです。
難易度が高いタスクほど、ゴールまでに迷子になりやすくなります。
でも最初の段階でタスクを分解し見える化しておくことで、
大きく道を間違えることを防げます。
例えば「提案資料を作成する」というタスクを振られた場合は、以下のように分解できます。
- 目的、ゴールを明確にする
- 構成(目次)を決める
- それぞれのページで伝えたいことを明確にする
- 上司と方向性を確認
- 原稿を書く
- ざっくりパワポを作成する
- 上司と方向紫衣を確認#2
- パワポを仕上げる
- 上司と方向性を確認#3
- フィードバックを織り込む
- 上司と最終確認
もうおわかりかもしれませんが、
これがそのタスクの段取りをリスト化したものになります。
このようにタスクを分解しておくことで、次にやることが明確になり、
スムーズに作業を進められるようになります。
段取りを上司と握る
段取りをよくするための第3ステップは、「段取りを上司と握る」です。
タスクを分解し、段取りをリスト化できたら、それを上司と確認しましょう。
これをやることのメリットは2つです。
- 段取りをさらに強固なものにできる
- 進捗報告が容易になる
1つ目は、段取りをさらに強固なものにできることです。
上司からのフィードバックをもらえることで、
作業の過不足を減らせ、より効率的にタスクを進めることができます。
2つ目は、進捗報告が容易になることです。
作ったリストを見せることで「今ココ」をパッと共有することができます。
これにより進捗報告を数分で終わらせることができます。
まとめ
今回は『仕事のやり直しを撲滅。段取りを良くする3ステップ』を紹介させていただきました。
あなたの「やり直し」を減らすための一助になれば嬉しいです。
- こんなときはどうするの?
- こういう考え方もあるよね?
こういったコメント大歓迎です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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