人生最後の瞬間、「楽しかった」と思えるために、今何ができるか?

自己啓発
Screenshot

今回読んだ本は「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」です。

この本は、「もしあと1年で人生が終わるとしたら、あなたは残りの人生をどう生きますか?」という問いを与えてくれます。

  • もっとこうしておけばよかった
  • こんなふうに生きればよかった

人生最後の瞬間にはできるだけこういった気持ちを持たないようにしたいですよね。

なんなら全く無い状態で人生を終えたい。

今回は、人生最後の瞬間に「あー楽しかった」と思えるために、私がやっていることを3つ紹介します。

その前に1点、私と本書の著者である小澤竹俊さんとで考え方に違いがあります。

それは「人生の意味」についてです。

小澤さんは、3500人を超える患者さんたちをお見送りしてきた経験から、

「誰の、どのような人生にも、必ず意味がある」とおっしゃっています。

ただ私個人的には、「人生に意味はない」と思っています。

人だけではなくて、水だって木だって、動物だって魚だって、地球だって宇宙だって。

たまたまあるだけで、その存在自体に「意味」はない。

こんなことを言うとネガティブに聞こえるかもしれませんが、

私をこれをポジティブに言ってます。

人生に意味なんてない。

だから生きてる意味なんて気にしなくていい。

余計なことは気にしなくていい。

時々、「生きてる意味が見つからない」という人がいますが、

私に言わせれば見つからなくて当たり前。

だって元々ないんだから。

ないものを探したってそりゃ見つからないですよね。

だから不安にならなくていいんです。

生きてる意味なんて気にしなくていい。

余計なことは考えなくていい。

たまたま人として生まれただけ。

余計なことは考えず、人としての生をまっとうすればいい。

そもそも人以外の生物は自分の生きてる意味なんて気にしてません。

バッタはバッタとして生きて死にます。

人は脳が発達しちゃって色々考えられちゃうもんだから、時に余計なことまで考えてしまいます。

人生の意味なんて考えなくていいんです。

たまたま人として生まれただけだから、人として生きて死ぬだけです。

そのうえで、どうせなら「あー楽しかった」って思えるような人生にできたら良いよね。

そのためにどんな事ができるかな?という話です。

それでは、人生最後の瞬間に「あー楽しかった」と思えるために、私がやっていることを3つ紹介します。

【読書にはKindleがオススメ。理由はこちら】

サラリーマンがKindle Paperwhiteを買うべき3つの理由

自分がどうありたいかを明確にしておく

人生に意味なんてないとは思いますが、

自分が生きている間にどうありたいかを明確にしておくことはおすすめです。

先述した通り、人は本当に色々と考えます。

そして必然的にたくさん迷います。

人生は短いので、そんな迷ってる時間はできるだけ減らしたいですよね。

そんなとき自分がどうありたいかを決めておくと、

人生の分かれ道にぶつかったときに、

その「自分がどうありたいか」と照らし合わせることで、

迷わずに選択することができます。

自分がどうありたいかを見つけるのにおすすめな方法は、

過去を振り返ることです。

  • 今までどんな人生だったかな
  • どんなときに喜びを感じたかな
  • どんなときに悲しみを感じたかな
  • それはなんでかな

こうやって人生をじっくりと振り返ると、

あなたがどうありたいかのヒントが見えてきます。

私の場合、いつも心のどこかに安心感を感じながら生きてきました。

そのおかげであまり悩まずに生きてこられました。

それはなぜかを振り返ると、間違いなく両親のおかげだということがわかりました。

両親の存在が私の心に安心感を与えてくれていたんです。

だから私も「みんなに安心を届けられる存在でありたい」というありたい姿を目指して生きています。

あなたも一度丁寧にあなたの人生を振り返ってみてください。

きっと「ありたい姿」のヒントが見つかります。

やりたいことリスト10をつくる

人生最後の瞬間に「あー楽しかった」と思うためには、

当然やりたいことはできるだけやりきっちゃったほうがいいと思います。

人生は短いです。

しかも年を取るにつれて、どうしてもできることが減っていきます。

できなくなってから後悔するなら、やって後悔したほうがいいと思いませんか?

そこでおすすめは、「死ぬまでにやりたいことリスト10」をつくることです。

やることはシンプルです。

死ぬまでにやりたいことを10個紙に書き出すだけ。

なかなか10個も出てこないときは、

「なんでもできるとしたら?」と自分に問いかけてみてください。

そうすると、自分の中で自然に書けていた制限を取り除くことができます。

  • 星野リゾートに泊まる
  • オーストラリアに行く
  • 回らない寿司屋に行く

などなど。

そして書き出したら、年に1回どれかを選んで実行しちゃいましょう。

「いつ」というタイミングを決めることで、実行しやすくなります。

「お金が心配…」

わかります。

でも使いすぎちゃったら、後で調整すればいいんです。

「あー使いすぎちゃったー」って後悔するほうが、

「行っときゃよかったー」って後悔するよりもましだと思いませんか?

死の恐怖をしっかり噛みしめる

死ぬのって怖くないですか?

私はめちゃくちゃ怖いです。

だって意味わかんないじゃないですか。

自分ていう意識が消えてなくなるんですよ?

何かができなくなるとかそういうレベルじゃない。

  • 天国も地獄もない
  • 夢を見ることもない(だって脳が止まるんだから)
  • 全くの無になるし、その無を感じることすらできない
  • 誰も経験することができないにもかかわらず、誰にでも訪れる
  • いつ訪れるのかもわからない(30年後かもしれないし、今日かもしれない)
  • 今まで死ななかった人なんていないし、これからもそんな人現れない

考えれば考えるほど怖いです。

得体のしれなさがえぐすぎて、心からゾッとします。

でも大切なのは、その恐怖から目をそらさないことです。

考えないようにするんじゃなくて、めちゃくちゃ考える。

しっかりと怖がる。

現実逃避はせず、その恐怖をしっかりと噛みしめる。

そうすると、なんとなく、ほんの少しかもしれませんが、

目に見えているもの、聞こえてくる音、肌で感じるもの、心の中の様々な感情に対して、

見え方、聞こえ方、感じ方が変わってきます。

その貴重さに気がつけるんです。

「大事にしよう、その瞬間瞬間を」って思える。

死の恐怖はなくなりません。

でもその恐怖としっかり、がっつり向き合い噛みしめることで、

生の大切さ、貴重背に気づくことができる。

そして1日1日を大切に過ごせるようになります。

まとめ

今回は「人生最後の瞬間、「楽しかった」と思えるために、今何ができるか?」を紹介させていただきました。

あなたが人生を全うするためのヒントになれば嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました