今回読んだ本は「親切は脳に効く」です。
この本は、親切が心や身体にどんな変化をもたらすかを教えてくれます。
親切:やさしく、心が広く、思いやりがある性質。親切な行為。
あなたも日々幸せを感じながら健康に過ごしたいと思っていますよね。
そんな日々を過ごすために有効なことのひとつが「親切」です。
親切をすれば相手は喜び、親切にされれば嬉しいですよね。
でも実は親切の力はそれだけではないんです。
親切にすると、親切にしたあなた自身にもプラスの効果があります。
今回は、親切にすると起きる良いことを2つと、おすすめ親切10選を紹介します。
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4つの幸福物質が分泌される
親切によってドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィンの4つの脳内物質が分泌されます。
これらは幸福物質と呼ばれており、それぞれの以下のような効果をもたらします。
- ドーパミン:幸福感、モチベーションUP、学習機能UP、集中力UP、記憶力UP
- セロトニン:安らぎ、落ち着き、緊張緩和、共感
- オキシトシン:安らぎ、愛情、信頼感、免疫力UP
- エンドルフィン:幸福感、多幸感、リラックス、集中力UP、免疫力UP
たったひとつの行動により、4つの脳内物質が分泌され、
それらすべてがプラスの効果をもたらしてくれるんです。
つまり親切な行動は、相手にプラスの影響を与えるだけでなく、
あなた自身にもプラスの効果をもたらしてくれるということです。
心臓が保護される
「胸のあたりがあたたかくなる」
親切な行動をしたり、見たり、聞いたりしたとき、
あなたもこのような感覚を感じたことはありませんか?
これは親切が心臓に影響を及ぼした証拠です。
では親切は心臓にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
先述した通り、親切によってオキシトシンが分泌されます。
オキシトシンは、動脈の内壁になる細胞をやわらかくします。
すると血管が広がり、次の3つのことが起きます。
- 動脈にもっと血液が流れるようになる
- 心臓を始めとする臓器にもっと血液が届くようになる
- 血圧が下がる
血圧を下げることは、心臓発作等を防ぐことにつながります。
このように、親切には心臓保護作用があるんです。
親切は心だけでなく、あなたの身体にもプラスの効果をもたらしてくれます。
おすすめ親切10選
今日からできる、実行に移しやすい親切を10個紹介します。
あなたがやりやすいと思うものを、ひとつでもいいので選んで、ぜひ実行してみてください。
- 店員さんの目を見て「ありがとうございました」と伝える
- 運転中、車線変更等で自車の前に入りたそうな車がいたら入れてあげる
- 小銭を募金する
- バスや電車でお年寄りや妊婦さん、赤ちゃんを抱っこしてるママパパに席を譲る
- 献血する
- 会議室を出るときに、みんなの忘れ物をチェックする
- オフィスにゴミが落ちていたら、拾ってゴミ箱に捨てる
- 席を立つときはイスをしまう
- 家族の話を聞く
- 誰かに親切なことをしてもらったら、別の誰かに親切にする(親切を広げる)
まとめ
今回は、親切にすると起きる良いことを2つと、おすすめ親切10選を紹介させていただきました。
あなたの幸せで健康な日々につながれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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