今回読んだ本は「ヤバい集中力」です。
この本は、集中力を上げる方法を教えてくれます。
今回はこの本の中で紹介されている集中力を上げるための「休み方」に絞って紹介します。
集中力を上げるテクニックは、この本を始め世に溢れています。
それらはもちろん効果があります。
でもその効果を最大限に活かすために大事なことは、休むことです。
肉体が疲れ切ったら集中力を保つことは不可能だし、
精神的なストレスがたまりすぎれば頭は動かなくなります。
正しく休むことで、初めて集中力を高めるテクニックから効果をを得ることができるんです。
それでは、集中力を上げるための「休み方」を3つ紹介します。
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マイクロブレイク
どんなにテクニックを駆使しても、一日中ずっと高い集中力を維持し続けることは不可能です。
ではどうすればいいのか?
結論、こまめに短い休憩、マイクロブレイクをとることです。
私の場合、25分間仕事をして5分間休憩するを繰り返しています(ポモドーロ・テクニック。詳しくはこちら、集中力を上げる方法3選)。
そしてその時間には、窓の外の景色(空や木々)を見るようにしています。
ある研究によると、被験者にPCのモニタを見つめ続ける作業を指示して、
その合間に40秒だけ花と緑が映し出された自然の写真を見せただけで、
作業への集中力が高いレベルで維持されたとのことです。
ある程度作業し、脳に疲れを感じたら、少しの間伸びでもしながら窓の外の景色を眺めてみてください。
もしそれができない人は、モニタ上で自然の写真を眺めるだけでも効果があります。
たったそれだけで集中力の低下を防ぐことができます。
アクティブレスト
集中力の低下を防ぐために、アクティブレストも効果的です。
アクティブレストとは、軽く体を動かして脳をリフレッシュさせる方法です。
集中力の低下を防ぐために大切な脳内物質のひとつにセロトニンがあります。
セロトニンには記憶力をキープしてくれる役割があり、
分泌量が下がると集中力、記憶力が低下してしまうと言われています。
息が上がらない程度のアクティブレストは、不足したセロトニンを分泌させる効果があります。
私の場合、先述したマイクロブレイクで窓から景色を見ることに加えて、
下記のいずれかを状況に応じて選んで実践しています。
- 自席でストレッチをする
- 階段を使って一つ下または上の階のトイレに行く
- (在宅で仕事をして入り場合、)軽く筋トレをする
たったそれだけで、脳をリフレッシュさせることができ、集中力の低下を防ぐことができます。
米軍式快眠エクササイズ
集中力の低下を防ぐために睡眠が大事なことは周知の事実です。
今回はそんな睡眠の質を上げるのに有効な、米軍式快眠エクササイズを紹介します。
米軍式快眠エクササイズとは、米軍がパイロットのメンタル改善用に開発したテクニックです。
筋肉の緊張、弛緩を繰り返すことで、
自立神経を、緊張状態で交感神経が高ぶっている状態から、リラックス状態の副交感神経に切り替えます。
筋肉に力を入れてから脱力させる。
それを繰り返すことで、精神の緊張状態もほぐれていきます。
方法としては、ベッドに横たわってリラックスしたら、
ゆっくり呼吸をしながら、次の順で力を入れて脱力していきます。
- 顔:目と口をギュッと閉じ、目、口、鼻を顔の中心に集めるように力を入れたあと、脱力する
- 腕:手をギュッと握りながら、腕全体に力を入れ、脱力する
- 足:両足を伸ばし、足全体に力を入れ、脱力する
これで終了です。
たったこれだけで緊張がほぐれて、スッと眠れるようになります。
道具も不要で、すぐに試せるので、是非試してみてください。
まとめ
今回は「集中力を上げるための休み方3選」を紹介させていただきました。
皆さんの集中力維持の手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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