今回読んだ本は「頭に来てもアホとは戦うな!」です。
この本は、アホへの対処方法を教えてくれます。
この本で定義されている「アホ」とは、
むやみやたらとあなたの足を引っ張る人、会議であなたの発言にいちゃもんをつけてくる人などが定義されていますが、
私が思う「アホ」は、「感情をぶつけてくる人」です。
なぜなら、ビジネスの場での会話で感情をぶつけてくる人は、それにデメリットしかないことを理解していないからです。
相手への印象は悪いし、建設的な話もできないし、話が整理されてないので、その人の言いたいことも伝わりません。
こんな人、あなたの周りにもいるんじゃないでしょうか?
ただ残念ながら相手を変えることはできません。
こういった人が同じチームにいる場合、あなたがうまく対応するしかないんです。
そこで今回は、感情をぶつけてくる人への対処法3ステップを紹介します。
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時間価値を意識する
まずはあなたの時間価値を意識しましょう。
今そのことにあなたの時間をかける価値があるのか?を考えるということです。
これは対処法に移る前の準備のようなものです。
残念ながら人は必ず死にます。
一生は長いようで短いです。
あなたの短く限られた貴重な時間を、感情をぶつけてくる人のために多く消費するのはバカらしいです。
そんな時間があれば、その時間を読書、趣味、家族で楽しく過ごすことに使ったほうが圧倒的に価値があります。
まずはそのことをしっかりと意識することが大切です。
そしてそのことを強く意識しつつ、感情をぶつけてくる人とのやりとりの時間をできるだけ少なくし、かつあわよくば減らしていくための対処法を実行していきましょう。
冷静に話を聴き、困りごとを見つけてあげる
あなたの時間価値を強く意識できたら、対処法を実行していきます。
これを間違えると逆に不毛な時間が倍増していってしまうので注意が必要です。
その対処法は、冷静に話を聴き、困りごとを見つけてあげることです。
え?と思うかも知れませんが、感情をぶつけてくる人とのやりとりの時間を少なくかつ減らしていくためには、これが一番効果的です。
やってしまいがちなのが、感情をぶつけてくる人に対して感情をぶつけ返してしまうこと。
これは最悪です。
話は進展せず、ただただムダな時間が消費され続けていきます。
もしあなたが論破できたとしても、またすぐに倍の感情で復讐にきます。
そうなると泥沼です。
あなたの目的は、いっときの優越感を得ることではないですよね?
感情をぶつけてくる人との会話をとっとと終わらせることです。
そのためには冷静にかつ真剣に話を聴きましょう。
適当に聞いてはダメです。
あなたのその態度は相手に伝わります。
真剣に耳を傾けてください。
そしてその相手が「今」なにで困っているのかを探し、見つけ出してあげましょう。
感情をぶつけてくる人は、話を整理せずに過去の話を蒸し返しながらゴチャゴチャ話してきます。
あなたはその話を冷静に聴き、「今」の困りごとを見つけ、解決するためにあなたにできることがあれば動いてあげましょう。
結局はこれが一番やりとりを早く終わらせることができます。
感謝を伝える
相手の話を真剣に聴き、困りごとを見つけてあげたら、
最後に感謝を伝えましょう。
「いつも率直な意見ありがとうございます」「話していただいてありがとうございます」「いつもフィードバックいただけて助かってます」
感情をぶつけてくる人にこの感謝の言葉は効果的です。
なぜなら、感情をぶつけてゴチャゴチャ話してくる人は承認欲求のかたまりだからです。
評価されていない自分の現実を認めたくなくて、「自分はもっとできるんだ!」「なめんなよ!」と、うまくいっているあなたのことが羨ましくて感情をぶつけてきてるんです。
なのでその欲求を満たしてあげましょう。
「ありがとうございます」「助かります」「感謝してます」このように承認欲求を満たしてあげると、相手はあなたに感情をぶつけてくることが減っていきます。
なぜなら、その人があなたを味方と思うようになるからです。
だって感情をぶつけてくる人に感謝を言う人なんてあなたくらいしかいないですから。
感情をぶつけてくる人とのやりとりの時間を減らすために、相手の承認欲求を満たしてあげましょう。
まとめ
今回は「感情をぶつけてくる人への対処法3ステップ」を紹介させていただきました。
皆さんのアホとのやりとりを減らすための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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