今回読んだ本は「THINK AGAIN」です。
この本は、自分の考えをアップデートし続ける方法を教えてくれます。
サラリーマンにとって、自分の考えをアップデートし続けることは重要です。
ビジネスの世界は、周りの環境が目まぐるしく変化していきます。
既成概念に囚われ続けていると、あっという間に変化に置いていかれます。
そうすると、周りはとっくに自動化している作業を、いつまで経っても手動でやり続けているなんてことが起きてしまいます。
今回は、そんなふうに周りの変化に置いていかれないための、自分の考えをアップデートし続ける方法を3つ紹介します。
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科学者のように考える
人は自分が持っている知識を「真実」だと思ってしまいがちです。
その点、科学者は違います。
科学者は、「既知」ではなく「未知」に注目します。
今自分が持っているデータを真実だとは考えず、常に新たな発見を探し、自分のデータを進化させるために実験を繰り返します。
この考え方はサラリーマンにも活用できます。
具体的には、自分の考えを「真実」ではなく「可能性の一つ」として捉えることです。
有名な著者の本から学んだことでも、信頼できる先輩からの教えでも、
どんなに説得力のある意見でも「可能性の一つ」として捉え、決して盲信しないことです。
自分と反対の意見や別の角度からの意見を積極的に受け入れ、自分の意見と突き合わせ比べてみる。
自分の意見に間違いを見つけたら喜んで考えを改める。
そしてまた他の意見を見つけに行く。
自分の間違いを「発見」と捉え、まだ見つけられてない発見はたくさんあるという好奇心を持ち続けることが大切です。
科学者のように考え、自分の考えを「可能性の一つ」として捉えることで、自分の考えをアップデートし続けることができます。
アウトプットする
人は自分の知識を過大評価しがちです。
自分が実際に理解している以上に、自分は理解していると信じてしまいます。
この錯覚を解消するためにオススメなのが「アウトプット」です。
ただ本を読んだり、誰かに教えてもらったりして「インプット」しただけでは、自分の知識の空白に気づくことはできません。
アウトプットすることで初めて自分の知識不足に気づくことができるんです。
しかもアウトプットすることで、2度も気づきのチャンスが得られます。
1度目は、アウトプットをするときです。
インプットした知識を誰かに説明(アウトプット)するためには、情報を整理して、順序立てて構成する必要があります。
その過程の中で、自分の知識の曖昧さや不足に気づくことができます。
2度目は、相手からフィードバックを受けるときです。
アウトプットをすれば、相手から何かしらのフィードバック(質問、反論)が来ます。
それによって自分では気づけていなかった知識不足、自分からは見えてなかった視点に気づくことができます。
アウトプットすることで、自分の知識の空白や間違いに気づき、自分の考えをアップデートすることができるんです。
自分の価値観に立ち戻る
時間をかけ、一生懸命考えた対策が、うまく機能しなかった。
以前は機能していたのに、いつの間にか機能しなくなっていた。
こういった事実を受け止めるのは辛いですよね。
こんなとき、間違いを受け止められないと悲惨なことになります。
事実から目を背け、間違った方法を続けてしまい、同じミスを繰り返してしまう。
それを防ぐためには、自分の価値観に立ち戻ることです。
今までやってきた方法が間違っていた。
自分の考えが間違っていた。
わかってる、でも認めたくない。
そんなときは、あなたの価値観を見つめ直してください。
世の中の役に立ちたい。
ユーザーが「あってよかった」と思えるものを作りたい。
あなたの中にはこういった価値観があるはずです。
それを思い出せたらやることはシンプルです。
その価値観に沿って、間違いを認め、やり方を見直し、より良いやり方に改めること。
価値観に沿った行動を心がければ、間違いを受け入れやすくなります。
むしろ価値観に沿った行動を繰り返していくことで、自己肯定感がグングン上がっていきます。
認めたくないという思いが出てきたときは、心の価値観に立ち戻って判断することを心がけてください。
まとめ
今回は「自分の考えをアップデートし続ける方法3選」を紹介させていただきました。
皆さんが考えをアップデートし続けるための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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