あなたもわかりやすく話せるようになる。わかりやすく話すための3つの方法

ビジネス

今回読んだ本は「頭がいい人が話す前に考えていること」です。

この本は、わかりやすく話すためのコツを教えてくれます。

あなたの周りにも「この人頭いいな」と感じる人がいると思います。

ではなぜあなたはその人のことを「頭がいい」と感じるのでしょうか?

それは、話し方が上手だからです。

周りから「頭がいい人」と思われている人は、話がわかりやすいです。

難しいこともわかりやすく話すことができます。

「なるほどね、でも私にはわかりやすく話すことなんてできない」なんて思っていませんか?

もちろん、明日からすぐにできるようになるとは言いませんが、

今回紹介することを意識して、繰り返し実践していくことで、誰でもわかりやすく話せるようになります。

諦めず、是非実践してみてください。

それでは、わかりやすく話すための3つのポイントを紹介します。

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すぐに口を開かない

わかりやすく話すために大切なのは、感情に任せて話さないことです。

感情のままに話すと、頭に浮かんだことを何も整理しないまま相手に伝えてしまいます。

これでは何を言おうと伝わりません。

伝わるのはあなたの感情だけです。

人間には「早い思考」と「遅い思考」があります。

「早い思考」は直感的な思考で、「遅い思考」は論理的思考のことを指します。

基本的に人間は「早い思考」が優位にあります。

つまり、すぐに口を開いてしまうと「早い思考」の直感的な感情先行の発言を口にしてしまうんです。

わかりやすく話すためには「遅い思考」で発言する必要があります。

ではどうすれば「遅い思考」で発言する事ができるのか?

そのためのシンプルな方法が「すぐに口を開かない」です。

まず、すぐに口を開かないことで、物理的に「早い思考」による反応を止めます。

そして、反応を止めてる間に「もっと良い伝え方はないか」を考えましょう。

これは「もっと最適な手段を考えるため」でもありますが、メインの目的は冷静になるための「時間稼ぎ」です。

怒りが生まれてから理性が働くのに6秒かかると言われています。

感情的な状態で発言してしまうことを防ぐには、この6秒をやり過ごすことがポイントです。

物理的に口を閉じ、6秒をやり過ごすことで、冷静さを取り戻し、「遅い思考」で発言することができます。

とくに相手が感情的に来るときは要注意です。

感情に対して感情をぶつけても何も解決しません。

ただ不毛な時間が過ぎるだけです。

あなたはそれに反応せずに冷静に対応することで、解決へと進むことができます。

何かを言いたくなったときほど、逆に口を閉じるようにしましょう。

物事の本質を理解する

説明が上手い人が、難しい話をわかりやすく話せるのはなぜだと思いますか?

それは、話す対象の物事の本質を理解しているからです。

本質を理解していないと、いくら話し方を注意しても、わかりやすく話すことはできません。

例えば、ハサミの説明をする人が「ハサミは物を切るための道具」という本質を理解していないまま、

せっせと材質や形状について上手な話し方で説明したところで、相手はハサミのことを正しく「わかる」ことはできません。

つまり、それではわかりやすく話せてはいないということです。

なのでまずは、話す対象の物事の本質を理解しましょう。

そうすることで、わかりやすい例えを使えたり、相手のレベルに合わせて説明することができるようになります。

わかりやすく話せるかは、理解の深さに比例するんです。

結論とは何かを理解する

「結論から話す」ことが大切なことは、あなたもわかっていると思います。

ではできていますか?と聞かれると、自信を持って「できてる」と言える人は少ないのではないでしょうか?

頼まれていた仕事が期日までに終わるか進捗を聞かれたとき、

「終わらせようと思っていましたが、途中でこういう事があって、あれがこうなって、間に合わなそうです。ただプラス3日いただければ終わります。」

わかっているにも関わらず、こんな報告になっていませんか?

なぜわかっているのにできないのか。

それは、結論とは何かを理解ていないからです。

みんな「結論から言いましょう」とは言いますが、では「結論とはなんですか?」と聞かれても答えられる人は少ないです。

そもそも結論が何かを知らないのに、結論から話すことはできません。

では結論とはなんでしょうか?

結論とは、「相手が最も聞きたいこと」です。

つまり結論から話すとは、「相手が最も聞きたいことから話す」ということです。

結論から話せない人は、言い訳や過程から話してしまいます。

それは「自分がしたい話」です。

自分がしたい話は後で、まずは相手が最も聞きたいことから話す。

話す前に、相手が一番聞きたいことは何かを考え、それから話すように心がけてみてください。

それだけであなたの話のわかりやすさがグッと上がります。

まとめ

今回は「あなたもわかりやすく話せるようになる。わかりやすく話すための3つの方法」を紹介させていただきました。

皆さんがわかりやすく話すための手助けになれば嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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