今回読んだ本は「1%の本質を最速でつかむ「理解力」」です。
この本は、理解力を上げる方法を教えてくれます。
サラリーマンにとって理解力は重要です。
モノゴトが理解できておらず、間違った理解で仕事を進めてしまうと、
「あーこういうことじゃなかったんだ…」と、やり直し作業が発生してしまいます。
これは、仕事を依頼した人にとっても、一生懸命作業した人にとっても良くないことです。
理解力を上げることは、貴重な労力を無駄な作業に費やさないためにとても大切です。
今回は、誰にでもすぐに取り入れやすい、理解力を上げる方法を3つ紹介します。
【読書にはKindleがオススメ。理由はこちら】
サラリーマンがKindle Paperwhiteを買うべき3つの理由
言葉を理解する
仕事に関する会話をしているときや、メールを読んでいるときに分からない言葉が出てきたら、必ず調べる又は確認しましょう。
小さい子供に、
「憲法改正の議論では、賛否両論が巻き起こる」
といっても理解できません。
それは、「ケンポウカイセイ」「ギロン」「サンピリョウロン」など、分からない言葉が多すぎるからです。
これは大人も同じです。
理解力を上げるには、まず言葉を理解することが大切です。
初めて聞く言葉に出会ったときに、意味を確認せずに情報をスルーしてしまうと、そこで理解が止まってしまいます。
さらに、その先の話を聞きながら、「あ、こうやって言ってるってことは、この言葉はこういう類の言葉なのかな?」などと余計な推測をしながら相手の話を聞くことになり、
話をちゃんと聞くことすらできなくなります。
なので、相手の使っている言葉や書かれている言葉の中に知らない言葉が出てきたら、必ず調べる又は質問しましょう。
「なんとなく分かった」と思った言葉も必ず認識確認をして、「分かった」に変えること。
これを積み重ねて癖にすることで、理解力は上がっていきます。
目的を理解する
理解力を上げるには、目的を理解することも大切です。
ビジネスシーンにおける会話、メールのやりとり、作業には必ず目的があります。
これらの行動を起こす前に、その目的は何かを確認するようにしましょう。
その目的をしっかり理解していないと、不要な情報を集めるための質問をしてしまったり、無駄な作業をしてしまうことに繋がります。
特に不要な質問においては、相手の時間まで奪ってしまうことになるため、より注意が必要です。
なぜメールを送るのか、なぜ会議をするのか、なぜこの作業をするのか。
それらの行動は、今の自分の目的を達成するために本当に必要なことなのか。
それを理解することで、仕事の成果も出やすくなります。
これは、誰かから質問を受けたときにも有効です。
この質問の目的はなんだろう?と考え、分からないときは素直に「この質問の目的はなんですか?」と質問をしましょう。
そうすることで、しっかりと的を得た回答ができ、質問相手を助けてあげることができます。
本を読む
読書は理解力を上げるためにとても有効です。
本にはたくさんの言葉、新しい知識、考え方、価値観などさまざまな情報が入っています。
読書をすることで、それらの情報を獲得していくことができます。
また、色々なことを考えながら読み進めるため、思考が活性化されます。
読書をするときにオススメなのが、「自分ならどうするか?」とアウトプットを意識しながら読むことです。
そして大事だと思うところはメモをしながら読みましょう。
そうすることで、自然と大事だと思う箇所を探しながら読書をするようになります。
その繰り返しが、「モノゴトの本質を見極める力」の向上に繋がります。
まとめ
今回は「理解力を上げる方法3選」を紹介させていただきました。
皆さんの理解力向上の手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント