今回読んだ本は「仕事は楽しいかね?」です。
この本は、仕事を楽しむ方法を教えてくれます。
結論、仕事を楽しむためには「試す」ことです。
人は試すことが大好きです。
それを証明するため、この本の中で紹介されていたのが「ホーソーン効果」です。
かつて工場で、生産高はどんな変化が原因で増減するのかを突き止めるためにリサーチが行われました。
しかし、リサーチした人が驚いたのは、変化するものが何であれ生産高が増したことです。
要は、「リサーチが行われる」というだけで普段より業績が上がったんです。
そして導かれた結論は、労働者はリサーチに参加するのが好きだということ。
試行錯誤をするという取り組み自体が生産性を上げるということです。
なので、仕事を楽しむためには、思いついたことを色々試してみることが有効的です。
今回は、色々試し、仕事を楽しみながら成長していくための方法を3つ紹介します。
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アイデアを考える時間を作る
「色々試してみる」ためにはアイデアが必要です。
そして、良いアイデアを出すためのポイントは数です。
アイデアを多く出せれば出せるほど良いアイデアに出会える確率が上がります。
なので、一日にアイデアを考える時間を設けるようにしましょう。
時間は1〜3分程度でOKです。
私の場合、毎朝アイデアを考える時間を設けています。
やり方は簡単で、紙とペンを使って、テーマを決めて思いつくことを書き出します。
もちろん、良いアイデアが思いつかない事がほとんどです。
でも稀に、これ良いかもというアイデアに巡り合うことがあります。
良いと思っていたアイデアも、実際やってみるとうまくいかないこともあります。
でも稀に、うまくいくことがあります。
こうやって考えてやってみる回数を増やしていくことで、良いアイデアに出会う確率を上げることができます。
完璧だと思わない
アイデアを生み出すためには、既存の方法を疑うことも有効です。
当たり前にやっている既存の方法があると、その作業にとってその方法が完璧だと思いがちです。
ただ、完璧とはダメになる過程の第一段階なんです。
何も考えずに同じ方法を続けていると、周りの変化に気づかずにそのうち失敗を犯してしまいます。
既存の方法こそ疑うべき方法なんです。
常に、更に良くする方法がないかを考えることが大切です。
なので、皆がいつもやっている作業を疑うように心がけましょう。
- もっと良い方法がないか
- 今のやり方に対して、皆が困っていることや不満に思っていることはないか
- その困り事や不満をどうすれば解決できるか
皆が当たり前にやっている作業ほど、困り事や不満も当たり前に受け入れてしまっている事が多いので、そこを見逃さないようにしましょう。
失敗には冷静に向き合う
失敗をしてしまったときって、その失敗から目を背けたくなりますよね。
ただ、失敗は良いアイデアに巡り合うためのチャンスでもあるんです。
そのためには、失敗としっかり向き合うことが大事です。
ただし、「冷静に」がポイントです。
失敗をしてしまったときは、どうしても「恥ずかしい」「悔しい」「悲しい」など色んな感情が頭の中に湧き上がってきます。
でも、そんな感情の中にどっぷり浸かったまま失敗と向き合っても、大抵良い対策は思い浮かびません。
失敗としっかりと向き合うためには、感情は切り離す必要があるんです。
やってしまったことはやってしまったことと割り切ることが大切です。
割り切れないときは、少し時間をおいて(時には数日おいて)、感情が落ち着いてから向き合うようにしましょう。
そして向き合うときはガッツリ向き合います。
そこで素晴らしいアイデアを見つけられれば、ピンチは一転チャンスに変わります。
なぜなら、そのアイデアは、皆を同じ失敗から救う助けになるからです。
失敗をしたときは、必ず何か掴んで立ち上がることを心がけましょう。
まとめ
今回は「仕事を楽しむ方法3選」を紹介させていただきました。
皆さんが仕事を楽しく感じるためのきっかけになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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