正しい計画の立て方3ステップ

ビジネス

今回読んだ本は「誰も教えてくれない計画するスキル」です。

この本は、正しい計画の立て方を教えてくれます。

仕事の計画を立てたけど、計画通りに進まない。

あなたもこんな悩みを持ったことはあるのではないでしょうか。

仕事をする上で、計画を立てることは避けて通れないですよね。

社会人として計画を立てることってたくさんあるにも関わらず、「計画の立て方」を習ったことがある人はあまりいないのではないでしょうか。

そもそも計画とはなにか。

計画とは、目的地(成果物)に行くためのルートです。

ルートって必ず守らないといけないものではないですよね。

あくまで参考にするものです。

今自分がどこを走っているのか、ルートに乗っているのか、外れているのか。

そうしたときの基準にするものが計画です。

つまり、計画とは守るものではなく、使うものなんです。

今回は、正しい計画の立て方3ステップを紹介します。

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目的を明確にする

計画を立てる時にまずやることは、その仕事の目的を明確にすることです。

そもそも目的を明確にしないと、せっかく計画を立てても違うゴールに向かってしまう可能性があります。

仕事によっては隠れた目的がある場合があるので注意が必要です。

例えば、中目黒に住みたいという人に物件を探してほしいと言われたとき、

つい、家賃は?駅から徒歩何分?間取りは?など詳細を確認していってしまいがちです。

でもまずやるべきなのは、なぜ中目黒に住みたいかを確認することです。

そこには、「知名度の高い駅に住みたい」「おしゃれな街に住みたい」「通勤時間を40分以下にしたい」などの目的が隠れているかもしれません。

その隠れた目的がわかれば、「吉祥寺でもいいかもしれませんよ?」と違うアプローチもできます。

なので仕事を依頼されたときは、必ずその仕事が発生した背景などの目的を確認するようにしましょう。

そうすることで、全く違うゴールに向けた無駄な計画を作ることを防ぐことができます。

成果物のイメージを明確にする

目的が明確になったら、次は成果物のイメージを明確にしましょう。

「何を作るか」がはっきりしていないと、「どう作るか」という行動が出せないためです。

「何を作るか」という成果物が明確になれば、どんな作業が必要かは自然と見えてきます。

さらに成果物という目的地がはっきりしていれば、計画の変更もしやすいです。

目的地の大体の方向が分かっていたほうが、ルートの変更がしやすいことはなんとなく分かりますよね。

なので計画を立てる前に、必ず成果物のイメージを作るようにしてください。

次に、その成果物を分解し、それぞれに必要な情報ややるべきことが何かを書き出します。

そして、それぞれの作業に役割、優先順位をつけ計画に落とし込んでいきます。

多くの人は逆で、作業の積み重ねで成果物を目指そうとしてしまいがちです。

でもそれだと作業漏れが起きるリスクがあります。

まだ最初の方で作業漏れに気がつければいいですが、終わりの方で気がついたときは最悪ですよね。

なので、成果物を分解して作業を見つけ出していくほういいです。

これなら成果物に対して作業を結びつけていくので、作業漏れを防ぐことができます。

分かっている情報で計画を立てる

目的と成果物を明確にできたらいよいよ計画を立てます。

計画を立てる上で大事なことは、仕事には必ず不確実性があることを認識することです。

何が起こるかが全て分かっていることなんてありえないです。

長期の仕事になればなるほど不確実性は大きくなります。

不確実性を無くすことはできませんが、徐々に小さくしていくことは可能です。

そのためのポイントは、分かっている情報で計画を立てることです。

まずは、今分かっている情報で計画を立て、実行し、さらに情報が見えてきたらまた次の計画を立てる。

そうすることで段階的に不確実性を小さくすることができます。

気をつけたいことは、いきなり全てを詳細化しようとしないことです。

全体の計画をざっくり立て、一番近いマイルストーンまでの計画を詳細化すればいいんです。

そして次のマイルストーンが近くなったら、その次のマイルストーンまでの詳細な計画を立てる。

計画とはこれの繰り返しによって段階的に不確実性を小さくするために使うものなんです。

そのことを認識し、いきなり完璧な計画を立てようとしないことに気をつけましょう。

まとめ

今回は「正しい計画の立て方3ステップ」を紹介させていただきました。

皆さんの計画に対するネガティブなイメージを少しでもポジティブに変えられたら嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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