今回読んだ本は「苦しかったときの話をしようか」です。
この本は、自分の強みの見つけ方を教えてくれます。
自分を理解することは、生きていく中でとても大切です。
あなたは自分のことをどのくらい分かっているでしょうか?
私は自分のことをよく分からないまま長いこと生きてきました。
ただ、大抵の人はそんなもんです。
人のことは分かるけど、自分のことはよく分からないという人がほとんどです。
逆を言えば、自分のことが分かるってことはそれだけで強みになります。
迷わずそれを活かし、伸ばしていけばいいんです。
今回は、自分の強みを見つける方法を紹介します。
自分の宝物を見つけ、磨く
人は家庭でも学校でも会社でも、自分以外の誰かと比べられてばかりいます。
そんな世界で生きていく中で気をつけることは、
自分まで自分を他の誰かと比べてしまわないことです。
自分まで自分を他の人と比べてしまうと、自分の中の宝物(強み)が見えなくなってしまいます。
例えば私が自分で思う宝物のひとつが「行動力」ですが、
周りを見れば私より行動力がある人なんてたくさんいます。
そうやって周りと比べてしまうと、自分の中の宝物が宝物でなく見えてきてしまうんです。
でも自分の中の宝物を見つけるのに、周りは関係ありません。
大事なのは、自分の中での凸凹を見つめて、その中で光っているものを見つけることです。
周りを気にせず、自分の中だけに注目し考えてみる。
そうして自分を見つめ、考え、自分の中の宝物を見つけたら、
あとはそれを活かし、ひたすら磨き続けるだけです。
そうして大切に磨き続けた自分の宝物は必ず自分の武器になり、人生をいい方向に導いてくれます。
自分の好きなことを50個以上書き出す
それでは自分の宝物がなにか。
それの見つけ方を紹介します。
まずは、社会との関わりで気持ちよかったこと(=自分が好きなこと)を紙に50個以上書き出します。
書き出すときは「〜すること」という動詞で書き出してください。
今まで自分が生きてきて起こした行動の中で、いい反応があったこと、
それが自分の好きなことになっている可能性が高いです。
誰かをサポートして喜ばれたら、サポートすることが好きになるし、
誰かの話を聞いてあげたことで、いい反応があったなら、話を聞くことが好きになります。
そういった経験の蓄積と記憶が自分の好きなことを決めているんです。
自分の強みはそんなうまく行った経験の中にあります。
なので、強みを見つけるには今まで自分が好きだった「〜すること」を書き出すと見えてきます。
今までを振り返って50個書き出してみてください。
やってみると結構大変だと思います。
ひたすら過去の記憶から現在までのことを振り返ってみて、なんとか50個書いてみてください。
似通ったことがあってもOKだし、
自分で絞り出せないときは、他の人に聞いてみてもOKです。
T、C、Lで仕分ける
50個以上書き出せたら、書き出したものを「T、C、L、その他」で仕分けます。
これによって自分がどんなタイプの人かが分かります。
Tの人は「Thinking」、Cの人は「Communication」、Lの人は「Leadership」です。
分けるときの例は下記のような感じです。
【Tの人】
好きなこと:考えること、勉強すること、知ること、議論すること
特徴的な趣味:戦略系ゲーム、将棋、読書、プログラミング
【Cの人】
好きなこと:人と会うこと、話すこと、話を聴くこと、人が集まるところに参加すること、オシャレを楽しむこと
特徴的な趣味:SNS、パーティー、ゴルフ、ファッション
【Lの人】
好きなこと:何かを達成すること、挑戦すること、仕切ること、変化を起こすこと、自分で決めること、人の世話を焼くこと
特徴的な趣味:ランニング、トライアスロン、ストイックなもの
ちなみに私は、T:11、C:1、L:30、その他:8でした。
思いっきりリーダーシップのようなので、その力を活かして伸ばしていこうと思います。
コミュニケーションが苦手なので、自分の姿勢で伝えるようなリーダーシップがいいのかなと思いました。
私のように1系統に集中する人は、その系統を活かして伸ばしていけばいいです。
2系統に集中する人は、その2つが強みになって1つが弱点の可能性が高いので、その組み合わせを活かしていけばいいです。
3系統に分散する人は、器用な人なので、その器用さを活かしていけばいいです。
こうやって自分の強みを自分の中で明確にできると、
今後の行動にそれを活かし、迷わず行動できるようになります。
私も迷わずこのリーダーシップの特徴を活かし、伸ばしていきたいと思います。
あなたの強みはなんでしたか?
まとめ
今回は「自分の強みの見つけ方」を紹介させていただきました。
皆さんが自分の強みを見つけるための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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