今回読んだ本は「あした死ぬかもよ?」です。
この本は、「生」を完全燃焼させる方法を教えてくれます。
「あなたが生まれたとき、
あなたは泣いていて周りの人たちは笑っていたでしょう。
だから、いつかあなたが死ぬとき、
あなたが笑っていて周りの人たちが泣いている。
そんな人生を送りなさい。」
これはネイティブアメリカンの言葉です。
私たちは100%死にます。
今この瞬間も1秒1秒死に近づいています。
そんなことを考えると、つい「死」から目を背けたくなってしまいますよね。
でも、そんな「死」は、目をそらさずにちゃんと向き合うことで、活用することができます。
死は、生を完全燃焼させるための、最高のスイッチになるんです。
今回は、「生」を完全燃焼させるための「死」の活用方法を3つ紹介します。
あと何回?を意識する
人生80年として、1年を1回とカウントした場合。
あなたはあと何回春を迎えられるでしょう?
あなたが30代だった場合、あなたが春を迎えられるのは50回もないかもしれません。
そのうち元気に出かけられる回数はもっと少ないでしょう。
前述した通り、人生最後の日は必ず来ます。
今も刻々と私達の寿命は縮まっています。
何をしていてもです。
テレビを見ていても、本を読んでいても、鼻くそをほじっていても。
すべて命がけでやっているんです。
あと何回?を意識できると、今のその1回の貴重さが分かります。
その1回の貴重さが分かると、その1回を大切にできるようになります。
過去にクヨクヨすることが減り、未来への不安はバカバカしくなります。
今、目の前のことをおろそかにして、過ぎ去った過去やまだ来ていない未来のことで頭がいっぱいになってしまうのはもったいないと思いませんか?
目の前の子供と一緒に過ごせるのはあと何日でしょう?
家族で食事を楽しめるのはあと何回でしょう?
今、会っている人と会えるのはあと何回でしょう?
もう一度言います。
人生最後の日は必ず来ます。
あなたが30代だった場合、地球が太陽の周りを50周する間にあなたの人生は幕を閉じます。
その現実をしっかり受け止め、今のその1回を大切にしていきましょう。
「生」の奇跡を知る
あなたが生まれるまでの間、あなたは「無」でした。
喜ぶことも、怒ることも、悲しむことも、楽しむこともない。
そんな「無」だったあなたに「生」という奇跡が舞い降りたんです。
宇宙の歴史は137億年といわれています。
宇宙の歴史を1年に換算した場合、人生の80年はたったの0.1秒にすぎません。
ずっと「無」だった中で与えられたほんの少しの「生」。
どうせまた「無」になるのだから、今与えられた「生」を満喫したほうが良いと思いませんか?
「生」を満喫するためには、今日という一日を受け止め、存分に味わうことです。
「生」を与えられたあなたは、喜ぶことも、悲しむことも、楽しむこともできます。
それに気がつけたあなたは、家族との食事の楽しさも、渋滞のイライラも、生きているから感じられることに気がつけるはずです。
そうすると、どんなことにでも「感謝」を感じられるようになります。
あなたが生まれたことは、あなたの両親が起こしてくれた奇跡です。
その感謝を胸に、存分に「生」を満喫しましょう。
死ぬ前にやりたいことリスト10を作る
死ぬ前に、「もっとこうしておけばよかった」「こんなふうに生きればよかった」
できればこんな思いは持ちたくないですよね。
これを防ぐためにオススメなのが、死ぬ前にやりたいことリスト10です。
あなたが「いつかやりたい」と思っているものを10個書き出してみましょう。
「なかなか10個も出てこない…」
そんな人は、自分に制限をかけてしまっているかもしれません。
そんなときは「何でもできるとしたら?」と自分に問いかけてみてください。
書き出すだけです。何も気にする必要なんでないんです。
私の場合、「星野リゾートに泊まる」「叙々苑に行く」「回らない寿司屋に行く」「オーストラリアに行く」などです。
書き出せたら、いつやるかを決めちゃいましょう。
オススメは、年に一回どれかをやると決めることです。
締切をもうけることで、あなたの人生は動き出します。
まとめ
今回は「「生」を完全燃焼させるための「死」の活用方法3選」を紹介させていただきました。
皆さんが「生」を完全燃焼させるための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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