今回読んだ本は『たった5秒思考を変えるだけで、仕事の9割はうまくいく』です。
この本は、仕事がうまくいく、仕事に取り掛かる前の思考法を教えてくれます。
- 精一杯頑張ってるのに成果が出ない
- 毎日残業してるのに、いつまでも仕事が終わらない
あなたもこんな悩みを抱えていませんか?
実は行動する前にちょっと考えるクセをつけることが、これらの悩みを解決することに繋がります。
今回は、行動する前にちょっと考えるだけで仕事がうまくいく思考法を3つ紹介します。
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このあと相手はどうするか?を考える
先輩:昨日お願いした、「資料に書いてある数値が実測値と違う」っていう市場指摘の件、確認してくれた?
後輩:大丈夫です!資料に記載の数値は設計情報と合っていました。
先輩:設計情報が正しいかどうかは確認したの?
後輩:それはまだです。
先輩:…。確認して。
何かを依頼されたとき、取り掛かる前に、
「このあと相手はどうするか?」を考えてから取り掛かりましょう。
そうすることで的外れな行動をなくすことができます。
今回の例の場合、先輩はこのあとどうするでしょう?
問い合わせを受けているのだから、当然市場に回答するでしょう。
市場に回答するのに必要なのは、「正しい数値」です。
にも関わらず後輩は、「正しい数値」ではなく、「正しく作業したこと」を確認し報告しました。
これは先輩からしたら、まさに的外れな回答です。
- このあと先輩はなにをするのか
- そのためにどんな情報を必要としているのか
行動を起こす前にこれらをちょっと考えることで、
先輩が必要としているのは「正しい数値」だとわかり、
真っ先に設計に正しい数値について確認できます。
「資料を共有してもらえますか?」とお願いされたら?
相手は当然そのあと資料を見るでしょう。
なので「〇〇の情報は△△ページに記載があります」と、
相手が見たいであろう情報が書いてあるページ数をメッセージに添えて送る。
行動する前に「このあと相手はどうするか?」と考えることで、
あなたの仕事の質を上げることができるんです。
他に手はないか?を考える
先輩:このデータ不具合の原因わかった?
後輩:ダメです。ずっとデータの中身を見てたんですが、わからないので諦めました。
先輩:他の正常なデータとの見比べはしてみた?
後輩:いえ、それはまだしてないです。
先輩:…。やって。
人は自分が考えていた方法が使えなくなったとき、
「もうできない」と思ってしまいます。
でも、ひとつの方法で諦めてしまうのは時期尚早です。
必ず他に手があると思って、いくつもの方法を考え試してみる。
自分の頭だけじゃなく、人の頭も借りて、
とにかく他の手を考え、やってみる。
そうすることで必ず光が見えてきます。
仕事は進んでいるか?を考える
先輩:〇〇さんに情報をもらう件、メールした?
後輩:急ぎじゃないんで、明日メールしようと思ってます。
先輩:…。今すぐ送って。
仕事は止めないが原則です。
でもあなたが抱えてる仕事はひとつやふたつではないですよね。
それらの仕事をあなたが同時に行うことは不可能です。
では2つ以上の仕事を同時に動かし続けることは不可能か?
それは可能です。
あなたが仕事Aに着手する前に、
- 仕事Bの作業を他の人に頼んでおく
- 仕事Cの不明点をメールで質問しておく
こうすることで、2つ以上の仕事を止めずに同時に動かすことができます。
自分が作業している間に進められる仕事はないか?
これを考え実行することで、あなたの仕事はどんどん進んでいきます。
まとめ
今回は『頑張ってるのに成果が出ない…を解決。ちょっと考えるだけでうまくいく思考法3選』を紹介させていただきました。
あなたの仕事がうまく回りだすきっかけになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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