今回読んだ本は「仕事力を爆上げする図解思考」です。
この本は、図解を使った仕事力の上げ方を教えてくれます。
何かを説明するとき、
サラサラっと図を書いてわかり易く説明してくれる人、
あなたの周りにもいませんか?
私の周りにはいて、そんな人になりたいと思いこの本を手に取りました。
そういう人の特徴は2つあります。
- 伝えたい情報が頭の中で整理されている
- 頭の中の図解化のバリエーションが多い
今回は後者の「図解化のバリエーション」を増やすことに焦点を当てて、
図解化のバリエーションの増やし方と、
説明するときに役立つ図解をいくつか紹介します。
本書では頭の中を整理するときに役立つ図解なども紹介しています。
全てを知りたいという人は、ぜひ本書を読んでみてください。
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身の回りのものをアイコン化してみる
まずは身の回りのもののアイコンを書いてみましょう。
あなたが普段仕事で使っているもの、
作っているもののアイコンを書いてみてください。
アイコンのイメージがつかない場合は、
そのアイコンをググるとすぐに出てきます。
例えば私の場合、下記をアイコン化してみました。
- パソコン
- タブレット
- ノート
- 店舗
- 電球(「発見」などを表現できる)
- 矢印(「方向」や「変化」を表現できる)
実際に練習したモノがこちら。

きれいではないですが…まあ伝わるレベルかなと思います。
パソコンが難しいです。
本書に、5回書くと頭に刷り込まれるとあったので、5回練習してみました。
うまく書こうと思わず、
気軽に身の回りのものをアイコン化してみてください。
「量や数字」を表現する図解
ここでは「量や数字」を表現する図解を紹介します。
- 円グラフ
- 横棒グラフ
- 縦棒グラフ
- 折れ線グラフ
円グラフは、割合を伝えたいときに有効です。
特徴としては、
- 円 = 全体 = 100%だとハッキリわかる
- 全体と部分を比較しやすい
- ここの割合を面積で視覚化できる

横棒グラフは、項目の上下関係を伝えたいときに有効です。
特徴としては、
- 項目に上下関係をつけられる
- 項目名が長いときでも読みやすい

縦棒グラフは、時系列の増減や分布を伝えたいときに有効です。
特徴としては、
- 量の変化が面積でわかる
- 左から右に向けて時間の流れを連想させやすい


折れ線グラフは、縦棒グラフと同様に、時系列の増減や分布を伝えたいときに有効です。
特徴としては、
- 変化の動きや勢いが角度で表せる
- データの個数が多い場合でも、一本の線にまとまるため、スッキリ変化だけ見せやすい


「場所・ポジション・位置関係」を表現する図解
ここでは「場所・ポジション・位置関係」を表現する図解を紹介します。
- ベン図
- ピラミッド
- マトリクス
ベン図は、2つの要素の共通部分を伝えたり、要素同士の関係性を伝えたいときに有効です。
特徴としては、
- 共有部分と差異を整理できる
- 範囲や関係を直接的に理解できる
- データ比較や条件整理に使える

ピラミッドは、上から下へのトップダウン構造や、土台から積み上げていくような構造を伝えたいときに有効です。
特徴としては、
- 情報を階層化して整理できる
- 重要度の違いを直感的に伝えられる
- 上位の概念が下位の土台に支えられている構造を見せられる

マトリクスは、「どこに力を入れるべきか」「どの戦略をとるべきか」を視覚的に伝えたいときに有効です。
特徴としては、
- 比較基準を2軸に置くことで、複雑な情報を4象限に整理できる
- 「優先順位を決めたいとき」「戦略を分類したいとき」に特に有効
- 「感覚的な意見」ではなく「整理された根拠」で判断できる

図解化上達をサポートするおすすめアイテム
ここまで「図解バリエーションの増やし方」を紹介しましたが、
さらに図解化を上達させようとするときに便利なアイテムがあります。
私自身も使っているものを紹介しますので、
気になる方はチェックしてみてください。
[仕事力を爆上げする図解思考]
まずは今回読んだ「仕事力を爆上げする図解思考」です。
様々な図解例が本書の中にある、
プラス購入者特典としてさらにたくさんの図解例がもらえるので、
図解力向上をサポートしてくれます。
[なるほどデザイン]
デザインの基礎、概念、ルール、プロセスを、
図解やイラスト、写真などの豊富なビジュアルで解説してくれます。
ビジネスで活用できるデザインの知識もたくさん学べ、
図解化力向上につながります。
一点注意として、こちらはカラーで読むことが必須なので、
Kindle Paperwhiteで読むことには向きません。
なのでこの本に関しては、私は本として購入しました。
[パーカーIMボールペン]
図解化力を上げるには、「書く」ことをクセ付ける必要があります。
そのためにおすすめなのが「パーカーIMボールペン」です。
普通のボールペンより高級、でも手の届かない値段ではない。
かつ見た目はかっこよく、書き心地がいいので、
「書く」ことが楽しくなり、図解化力向上を後押ししてくれます。
まとめ
今回は『説明下手を解決。説明上手になるための図解バリエーションの増やし方』を紹介させていただきました。
あなたの説明が伝わりやすくなる一助になれば嬉しいです。
- こんなときはどうするの?
- こういう考え方もあるよね?
こういったコメント大歓迎です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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