話しかけやすいリーダーになるためにやるべきこと

ビジネス

今回読んだ本は「AI分析でわかったトップ5%リーダーの習慣」です。

この本は、トップ5%リーダーの特徴や習慣を教えてくれます。

リーダーの役割のひとつは、チームの状況を把握することです。

そのためには、なにか問題が起きたときにメンバーから早く報告を受ける必要があります。

問題の発見は早ければ早いほど良いです。

話しかけやすいリーダーと、話しかけづらいリーダー。

どちらが早く報告を受けられるか。

明らかに前者ですよね。

今回は、話しかけやすいリーダーになるためにやるべきことを紹介します。

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心と時間に余裕を作る

チームのメンバーと良好な関係を築くために大切なことは、

リーダー自身の心と時間に余裕を作り、メンバーに頑張りすぎている姿を見せないことです。

理由は2つです。

1つ目は、メンバーにプレッシャーを与えないためです。

リーダーが徹夜をして資料を作ったり、休日出勤をしてしまうと、

メンバーは、「リーダーが遅くまでやってるから、自分もやらなきゃいけないのかな…」とプレッシャーを感じてしまいます。

頑張りすぎている姿を見せないことで、余計なプレッシャーを与えずにすみます。

2つ目は、メンバーが声をかけやすくするためです。

シンプルに、心と時間に余裕がなく、ピリピリしているリーダーって声かけずらいですよね。

そうすると報告が遅れ、問題の発覚が遅くなるリスクがあります。

忙しい時でも決して忙しそうにはせず、逆に暇なふりをするくらいが丁度いいです。

そうすることで、メンバーが「今ちょっといいですか?」と話しかけやすい雰囲気を作ることができます。

リーダーは、心と時間に余裕を作るようにしましょう。

先にやらないことを決める

では心と時間に余裕を作るためには、具体的に何をすればよいのでしょうか?

結論、先にやらないことを決めることです。

立場が上がっていくほど、毎日届くメールは増え、会議の数も増えていきます。

何も考えず、目の前のタスクを全てこなそうとすると、

時間が足りず、重要度の低いタスクに時間をかけ、重要度の高いタスクをやり損ねるなんてことも起きかねません。

こんな状態では、心と時間に余裕を持つことなんてできませんよね。

逆にピリピリした雰囲気が自然と漂っていくでしょう。

やるべきは、まずやらないことを決めることです。

CCのメールは内容を見ずにしまう。

出なくても良さそうな会議には、調整した上で出ない。

新しいタスクが降ってきたときも、簡単には引き受けず、

まずは今持っているタスクの中でやめることを決めてから引き受ける。

もしくは断る。

こうすることで、心と時間に余裕が生まれていきます。

まずは、やらないことを決めることから始めましょう。

3つのポイントに気をつけて話を聴く

心と時間に余裕が生まれれば、メンバーと話す機会は自然と増えていきます。

そんな会話の中で気をつけたいのが話の聴き方です。

気をつけるべきポイントは、下記3つです。

①相手の話に被って話し出さない

②聴くときに自分が何を話すか考えない

③相手の方に身体を向ける

1つ目は、「相手の話に被って話し出さない」です。

メンバーとの会話は、聴くことが目的です。

聴くことに重きを置くため、相手の話は最後までしっかり聴きましょう。

質問がある場合は、相手の話が全て終わって、一呼吸おいてから聴くようにしましょう。

2つ目は、「聴くときに自分が何を話すか考えない」です。

人は話を聴いているとき、つい次に自分が何を話すかを考えながら聴いてしまいます。

自分の話をしたくてしょうがないんです。

相手の話の表面だけを聴いて、まだ相手が話している最中にも関わらず、自分の同じような経験を探し始め、終わった瞬間自分の話をしだす。

結果、話をちゃんと聴いていないため、明後日の方向のアドバイスをしてしまい、

相手に、「そういうことじゃないんだけどな。この人に話しても理解してもらえないから、もう話すのはやめよう」なんて思われてしまいます。

なので、話を聴くときは、次自分が何を話すかを考えずに、相手の話を聴くことに集中しましょう。

大切なのは、相手が何を言いたいのか?要望や困りごとはなにか?それらを逃さず聴き、理解することです。

そのために、とにかく聴くことに徹しましょう。

3つ目は、「相手の方に身体を向ける」です。

目線だけでも、頭だけでもダメです。

相手の方に身体ごと向いて話を聴きましょう。

そうすることで、「ちゃんと聴いてくれてるのかな?」という疑念ではなく、「しっかり私の話を聴いてもらえてる」という安心を感じながら話してもらえるようになります。

これにはちゃんと理由があって、人のお腹には生命にとって重要な臓器が詰まってますよね。

そんなお腹を相手に見せることで、「私は無防備です」、「無抵抗です」というアピールになるからです。

話を聴くときは、相手の方に身体ごと向いて話を聴きましょう。

まとめ

今回は「話しかけやすいリーダーになるためにやるべきこと」を紹介させていただきました。

皆さんのチームのチームワーク向上の手助けになれば嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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