今回読んだ本は『やっぱり見た目が9割』です。
この本は、外見、動き、表情、声などの様々な「見た目」の大切さを教えてくれます。
そんな中でも今回は「表情」について紹介します。
あなたは普段表情を気にかけていますか?
本書の中で「ためしてガッテン」(NHK総合)で行われた実験が紹介されています。
会話にそこそこ自信のある男性被験者を「赤」「青」のチームに分け、
初対面の女性と一対一で会話をしてもらいます。
女性が「面白くない」と感じたときは、ランプを点灯させます。
「赤」チームでは何度もランプが点灯したにも関わらず、
「青」チームではランプが点灯しませんでした。
その理由は、「青」の男性には意識して表情豊かに話すよう指示が出されていたためです。
同じ話でも表情があるのとないのとでは伝わり方に大きな差が出るということです。
表情豊かに話す生徒に人気の先生の授業も、
同じ言葉を機械音声で流し続ければ、きっと生徒は寝るでしょう。
逆にあなたが話をする側だとして、
聞いてくれている人が無表情よりも、表情豊かに聞いてくれている方が話しやすいですよね。
このように表情はコミュニケーションを円滑にしてくれます。
今回は、コミュニケーションを円滑にしてくれる「表情を豊かにする方法」を2つ紹介します。
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顔のストレッチ
表情は顔の筋肉でできています。
筋肉なので、ストレッチをしないと固くなります。
顔の筋肉が固くなると、表情が硬くなります。
子供のように毎日泣いたり笑ったりしていれば、自然に表情筋を使いますが、
おとなになると感情をあらわにすることが減っていきます。
「最近思いっきり腹を抱えて笑ったのはいつだっけ?」
なんて中々思い出せない人も多いのではないでしょうか。
そんな大人の表情筋を柔らかくするために有効なのが「顔のストレッチ」です。
本書で紹介されているものとは違いますが、
私がおすすめする表情筋のストレッチは「あいうえお体操」です。
- 顔全体を動かすように口を大きく開いて、「あ、い、う、え、お」の形にする
- ひとつずつの形を、それぞれ5秒程度キープする
- 2〜3回繰り返す
これだけです。
これを毎日続けることで、あなたの表情は豊かになっていきます。
相手の話を頭の中でイメージするゲーム
表情の中でも大きな要素の中のひとつが「目力」です。
子供の目ってキラキラしてますよね。
それは日々新しいものを見て、刺激を受けているためです。
要は好奇心が強いんです。
では大人はどうやって自らの好奇心を掻き立て、目をキラキラさせればよいのか。
私のおすすめは、「相手の話を頭の中でイメージするゲーム」をすることです。
これをすることで、相手の話に好奇心を持て、
相手から見たあなたの目はキラキラして見えます。
やることは簡単、相手の話をできるだけ鮮明に頭の中でイメージします。
最初は当然イメージは空白だらけです。
だから鮮明にするために質問をする必要があります。
あなたはあなたの頭の中のイメージを鮮明にしていくだけなので、
その内容に興味がなくても問題ありません。
そういうゲームだと思って話を聞けば良いんです。
そうしていると相手からは興味を持って話を聞いてきているように見えますし、
面白いもので、あなたの中のイメージが鮮明になっていく中で、
段々と興味がわいてくるなんてこともあります。
まとめ
今回は『表情がコミュニケーションを円滑にする。表情を豊かにする方法』を紹介させていただきました。
あなたのコミュニケーションが円滑になるための一助になれば嬉しいです。
- こんなときはどうするの?
- こういう考え方もあるよね?
こういったコメント大歓迎です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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