今回読んだ本は「PEAK PERFORMANCE」です。
この本は、能力を発揮する方法を教えてくれます。
本番に弱い、思うように能力を発揮できてない。
そんな悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。
そういうときは、できている人を参考にしてマネするのが手っ取り早いです。
オリンピックを目指すアスリート、まったく新しい数学理論を打ち立てようとする学者、傑作を生み出す芸術家、これらの人には共通する原則があります。
どの原則も歴史に残る偉大な人々が実践してきたことです。
にもかかわらず、私のような凡人でも実践できることばかりです。
今回は、能力を発揮する方法を3つ紹介します。
孫悟空になる
仕事の期限が近づいてきて不安でストレスを感じるとき。
プレゼンがうまくいくか心配でストレスを感じるとき。
これらのストレスは落ち着かせようとするよりも、自分は興奮状態だと思いこむほうが有利に働きます。
こういった緊張感を抑えつけようとすると、不安を打ち消すことに心と体のエネルギーを消耗してしまいます。
どうせならそのエネルギーを能力を発揮するために使いたいですよね。
そのためにオススメなのが、
ストレスを感じたときに、「ワクワクすっぞ」と自分に言い聞かせることです。
そう、まるでドラゴンボールの孫悟空が強敵を見つけたときのように。
たったそれだけで、「警戒マインドセット」(ストレスと不安を感じる状態)から「絶好機マインドセット」(活力に満ちあふれ、準備が整った状態)に切り替わります。
心を落ち着けようとする人よりも、不安による興奮状態をワクワク感と捉える人のほうが、能力を発揮しやすいんです。
自分だけのルーティンを持つ
トップミュージシャンやアスリート、卓越した知識人や芸術家。
彼らは自分だけのルーティンを持っていることが多いです。
それは、本番前に体や心を整え本番に最高の状態で臨むためです。
サラリーマンにとっても心の状態はパフォーマンスに大いに影響します。
気分がポジティブだと、問題を解いたり、創造的なアイデアを出しやすくなり、
気分がネガティブだと、これらの能力を発揮しにくくなることが研究結果で分かっています。
さらに個々に合ったルーティンを作って実践すると、パフォーマンスを上げるホルモンが分泌され、パフォーマンスが向上することも分かっているんです。
なので私も自分だけのルーティンを持っていて、毎朝そのルーティンをやっています。
私のルーティンは以下の通りです。
・朝起きたら水を飲む(体を起こす)
・コーヒーを飲む(眠気を覚まし、頭のスイッチをONにする)
・自分の人生哲学を確認する(心を起こす)
・メモとペンを使って気になっていることについて数分考える(思考のウォーミングアップ)
・軽い筋トレをする(体を起こす)
・ブログを書く(読書をする、記事を考えるなど)(思考のウォーミングアップ)
・タイピング練習をする(PC作業のウォーミングアップ)
・スマホを隠す(集中力を高めるための準備)
・仕事を始める
こんな感じです。
それぞれにちゃんと理由があります。
ただし、万人に効くルーティンはありません。
皆さんも自分にあったルーティンを作って実践してみてください。
どこかの誰かのために仕事をする
「自分の仕事は人々の役に立つ」と考えると、仕事の質が上がることが判明しています。
自己を超越する目的があるとパフォーマンスを向上させることができるということです。
私の場合、常にユーザーを意識してユーザーのために仕事をしようと考えて取り組んでいます。
この仕事は「どこかの誰かのためになる」と意識して取り組むことが大切です。
言われたことを仕方なくやるのではなく、人のためになる仕事だと捉え方を変えることで、「仕事の質」も「やる気」も「仕事への満足感」も上がります。
自分の仕事が誰かを助けてると思うと、不思議と力が湧いてきます。
するとどうすればもっと助かるかを考えるようになり、パフォーマンスも自然と上がるんです。
皆さんの仕事も絶対にどこかの誰かの役に立っています。
なので自身を持って、そういう気持ちで仕事に取り組んでみてください。
まとめ
今回は「能力を発揮する方法3選」を紹介させていただきました。
皆さんが能力を存分に発揮するための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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