習慣化を成功させるための3ステップ

自己啓発

今回読んだ本は「複利で伸びる1つの習慣」です。

この本は、習慣の力と習慣化のコツを教えてくれます。

成功は日々の習慣の産物であり、一生に一度の大転換ではありません。

小さな習慣が長い目で見たときに大きな効果を発揮します。

ただそこが難しいところです。

要は、少々習慣を変えても、結果はすぐには表れません。

だからいつもの生活に戻ってしまいます。

そういった難しさも踏まえて、どうすれば習慣化を成功させることができるのか。

今回は、習慣化を成功させるための3ステップを紹介します。

ちなみに習慣化に関しては、「習慣化を成功させるための3つの方法」でも紹介しています。

気になる方は、ぜひ見てみてください。

それでは紹介していきます。

アイデンティティーを書き換える

これは習慣化を始める前の意識のところです。

何か習慣を始めるときのポイントは、まずアイデンティティーの書き換えから取り掛かることです。

例えば禁煙中の人が二人いて、タバコをすすめられたとき、

ひとり目は、「結構ですやめようとしているので」と言って断ります。

これはもっともな返答に聞こえますが、この人はまだ自分を喫煙者だと思っています。

信念は同じままで、行動が変わることを望んでいます。

ふたり目は、「結構です、わたしはタバコを吸いませんので」と言って断ります。

わずかな違いですが、この発言はアイデンティティーの変化を示しています。

喫煙は過去の生活の一部であり、現在の生活とは関係ない。

もう自分を喫煙者だとは思っていません。

私の場合、「毎日読書をするぞ」と思うのではなく、「私は毎日読書をするタイプの人だ」と思うようにしています。

「毎日筋トレをするぞ」と思うのではなく、「私は毎日筋トレをするタイプの人だ」と思うようにしています。

大事なのは何をするのかではなく、どんなタイプの人になりたいかを決めることです。

そうした方が、習慣化を成功させる確率が上がります。

その上で、小さな行動を積み重ねると、その信念が強められていきます。

きっかけをはっきりさせる

アイデンティティーを書き換えられたら、次は習慣のきっかけをはっきりさせましょう。

習慣の積み上げは、きっかけが具体的で、すぐ実行できるときが一番うまくいきます。

腕立て伏せを習慣化するとき、

昼休みになったら腕立て伏せをすると決めたとします。

ただこれだときっかけが曖昧です。

昼食の前なのか後なのか?どこでするのか?

習慣化を成功させるにはもっと具体的にしたほうがいいです。

例えば、昼休みの時間になってPCを閉じたら、デスクの横で腕立て伏せを10回やる。

このように、いつ、どこで、どのようにを具体的にすることで成功する確率がグッと上がります。

さらに、ひとつのきっかけをはっきりさせると、他の習慣が足しやすくなります。

私の場合、朝起きたらリビングに行きコップ一杯の水を飲みます。

飲み終えたらそのコップにコーヒーの粉を入れます。

コップにコーヒーの粉を入れたらケトルに水を入れてスイッチを入れます。

スイッチを入れたら顔を洗います。

顔を洗い終わったら沸いたお湯をコップに入れます(コーヒー完成)。

このように自然とモーニングルーティンが作れます。

また、習慣のリスト(やることとやる順番を書いたメモ)も作ってあります。

これもはっきりさせる方法のひとつです。

最初はそれを見ながら順番に行動することをオススメします。

そのうち見なくても体と頭が覚えて、自然にできるようになっていきます。

きっかけを目に付く場所に置く

きっかけをはっきりさせられたら、次はきっかけを目につくようにしましょう。

人は物を選ぶとき、それが何かというより、そこにあるからという理由で選ぶことが多いです。

例えば、目の高さにある商品のほうが、足元にある商品よりよく売れるのはそのためです。

私達の毎日の行動は、目的のある動因選択ではなく、最も目につく選択肢によって決められているんです。

つまり習慣化を成功させるポイントは、習慣のきっかけをはっきり見えるようにしておくことです。

私の場合、メモを習慣化するため、常にA4用紙とペンをデスクの上に置いてます。

朝の筋トレを習慣化するため、リビングに腹筋ワンダーコアスマートを置いてあります。

読書を習慣化するため、kindleをいつも持ち歩くようにしてます。

より取り入れたいと思う場合は、より多くのきっかけが目につくようにしましょう。

逆に遠ざけたい習慣は、きっかけを目につかないようにしましょう。

私の場合、特にスマホです。

本当に必要なとき以外は部屋に置きっぱなしにしています。

仕事中は見えないように、ベッドの敷布団の下に隠してます。

ほんの少しの行動ですが、それだけで良い習慣を取り入れ、悪い習慣を防ぎやすくなります。

まとめ

今回は「習慣化を成功させるための3ステップ」を紹介させていただきました。

皆さんの習慣化成功の手助けになれば嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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