今回読んだ本は「きみのお金は誰のため」です。
この本は、「お金」を入口に、社会全体における人とのつながりについてを教えてくれます。
みなさん「社会」に対してどのようなイメージを持っていますか?
「厳しい」「冷たい」など、多くの人がネガティブなイメージを持っているのではないでしょうか。
また、「自分」と「社会」との間に一定の距離を感じている人がほとんどかなとも思います。
でも実は、社会とは人と人とのつながりでできている温かいもので、
あなたと社会の間に距離はなく、あなたは社会の中にいるんです。
それに気づけると社会の見え方が変わり、日々を少し前向きに過ごすことができます。
今回は、社会を通じて日々を少し前向きに過ごす方法を3つ紹介します。
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モノやサービスの向こうの人を意識する
あなたが今使っているスマホ、テレビ、机、椅子。
それらは誰かが作っています。
さらにそれを作るためには材料が必要で、その材料は別の誰かが集めています。
さらに材料を集めるにも材料自体がなければ集められないですよね?
誰かがその材料を作っています。
その材料を作るためには道具が必要で、その道具を作るには…
こう考えるとわかるように、ひとつのモノやサービスの向こうには多くの人が関わっています。
多くの人の仕事の結果、モノやサービスが生まれているんです。
身の回りのモノじゃなくても、
例えば毎日食べているご飯、作ってくれたのは誰ですか?
お母さん?お父さん?コンビニで買った?
コンビニで買ったとして、それは誰が作ったのでしょうか?
あなたの困ったやこうだったら助かるを解決するモノやサービス。
それを提供するために多くの人が働いてくれています。
このようにモノやサービスの向こうの人を意識できると、一人でいるときでも人とのつながりを感じられます。
社会というのは人と人が困り事を解決し合うことで成り立っているんです。
ぜひモノやサービスの向こうの人に思いを馳せてみてください。
自分の仕事が誰のどんな困り事を解決してるのかを意識する
なぜあなたがやっている仕事は存在するのか?
それは需要があるからです。
誰かが困っていて、その困り事を解決するためにあなたの仕事は生まれました。
つまりあなたの仕事は必ずどこかの誰かの困り事を解決しているということです。
それがなにかはあなたの仕事次第ですが、
少なくともその仕事をしているあなた自身はそれを理解しておいたほうがいいでしょう。
なんだかわかんないけど、とりあえず言われたことをやり続けている人。
自分の仕事は誰のどんな困り事を解決しているんだと理解して取り組んでいる人。
どちらが仕事に対するやりがいを感じられるかは明確ですよね。
あなたがやっている仕事は誰のどんな困り事を解決していますか?
ぜひ改めて考えてみてください。
問題を解決する力をつける
アップルの創業者、Googleの創業者、Amazonの創業者。
彼らはなぜ大富豪になれたのか?
それはみんなを等しく便利にしたからです。
その結果彼らは大金持ちになり、我々と彼らとの金銭的な格差は広がったとは思いますが、
暮らしの格差はどうでしょう?
我々は彼らと同じようにスマホを使い、Googleでモノゴトを調べ、Amazonでモノを注文できます。
実は彼らが作ったものにより、お金持ちと庶民との暮らしの格差は縮まったんです。
彼らは格差を縮めるサービスを提供し、結果お金持ちになりました。
お金はあとからついてきたんです。
お金は目的ではなく、結果だったということです。
つまり我々がすべきことは、「もっと給料が上がってほしい」と嘆くことではなく、みんなの抱える問題を解決する力をつけることです。
本を読んだり、新しいことにどんどんチャレンジしたり。
そうして力をつけ、みんなの困り事を解決していく。
「次はどうやってみんなの困り事を解決しよう?」
こう考えることで、あなたの仕事も人生もどんどん楽しくなっていきます。
まとめ
今回は「「社会」を通じて日々を少し前向きに過ごす方法」を紹介させていただきました。
皆さんが「社会」に温かさを感じるきっかけになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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