今回読んだ本は「数値化の鬼」です。
この本は、「数字が苦手」を克服する方法を教えてくれます。
「数字とは向き合わなきゃいけないとは分かっているけど、苦手なんだよな…」
こんなふうに数字に対する苦手意識で悩んでいませんか?
でも「数字が苦手」と思っている人で、具体的にどう苦手かを説明できる人は少ないと思います。
大半の人が「なんとなく苦手意識がある」といった感じではないでしょうか。
実は、考え方をほんの少し変えるだけで、数字に対する苦手意識は無くすことができます。
今回は、「数字が苦手」を克服し、数字を活用するための3ステップを紹介します。
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数字に対するアレルギーを取り除く
まず最初に数字に対するイメージを変えることから始めましょう。
例えばテストの点数が60点でしたと聞くと、「点数悪かったな」と考えてしまいますよね。
でもこの60点というのは、ただの結果(事実)なだけであって良い悪いではありません。
数値化は、残りの40点をどう埋めていくか?を考えるための手段です。
「じゃあ次はどうするか?」が常にセットなのを忘れてはいけません。
これを考えて初めて数字は意味を持ちます。
逆にこれをせずに、「60点」という数字だけを見るからどんどん数字を嫌いになってしまうんです。
なので数値化できるものはとっとと数値化して、結果を受け入れて分析して、次の行動につなげていったほうが良いんです。
そうすると少しずつ成功体験が増えていき、数字と向き合うことが楽しくなってきます。
目標、結果を数値化する
数字に対するイメージを変えることができたら、
次は自分の年度の目標、結果は全て数字で示すようにしましょう。
- 売上が「いくら」なのか
- 改善行動が「何回」あったか
- 期限を「どれだけ」守ったか
といった感じです。
私の場合、大きい目標は会社から提示されます。
なのでそれを達成するための行動を数字で示すようにしています。
- 週3回〇〇をする
- 週2回英語を勉強する(テキスト1ページ/1回)
こうすることで「やるべきこと」が明確になります。
やるべきことが明確になると、行動に移しやすくなるので、どんどん行動できるようになります。
また、目標を数字で示すので、当然結果も数字で出てきます。
そうすると、結果(できた、できなかった)がはっきりと分かります。
大事なのはそれを認めて次につなげることです。
結果をしっかりと受け止めて、失敗したときは次の対策を考える。
これができるのが数値化の最大のメリットです。
結果を分析する
目標を達成するための行動を決めたら、実行し結果を見ます。
結果を見るときに大事なのが、大目標に結びついているかという視点で見ることです。
行動が大目標に結びついていれば、その行動を継続又は増やします。
もし予定通り行動していても、大目標の達成に影響していないのであれば、それはやるべき行動ではない可能性があります。
違うと気づいたらとっとと行動を変えてしまったほうが良いです。
行動を見直すときには、なぜ行動が結果につながっていないのか?を紙に書きだして考えるのがオススメです。
頭の中で考えても整理できないからです。
そしてまた仮説を立て、新たな行動を決め実行する。
そして結果を見るを繰り返します。
やってみた行動が結果につながらなくても意味がなかったとは思いません。
その行動が結果につながらないと分かることで、十分意味があります。
まとめ
今回は「「数字が苦手」を克服するための3ステップ」を紹介させていただきました。
皆さんの「数字が苦手」を克服するための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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