問題解決のカギは問題を理解すること。問題の理解を手助けしてくれる2つの方法

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今回読んだ本は「戦略の要諦」です。

この本は、良い戦略を立てる手助けをしてくれます。

「頑張ってるのになかなか成果に結びつかない…」

こんな悩みを持っていませんか?

それはモノゴトを戦略的に考えられていないからかもしれません。

モノゴトを戦略的に考えることで、効率良く成果を出していくことができるようになります。

これまで戦略について2つ記事を書いています。

これらを順番に読んでいただくと、より理解が深まる可と思いますので、ぜひ読んでみてください。

戦略とはある種の問題解決です。

なので、そもそも問題を理解してなければ、答えを出すことはできません。

戦略的思考のステップには、「診断」「基本方針」「行動」の3つがありますが、

直面する問題を理解するカギは、「診断」にあります。

  • なぜこの問題が表面化したのか
  • どんな要因が背後にあるのか
  • なぜ解決が難しく見えるのか

これらを探る必要があります。

そんな診断に有効なのが次の2つの方法です。

  • アナロジー(類推)
  • リフレーミング(再構成)

今回はこれら2つの方法について紹介します。

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アナロジー

アナロジーとは、「知っている知識や経験」を「知らない分野」に当てはめて推論し応用することです。

現在自分が直面している問題とよく似た状況を探し、

両者のロジックの類似性や共通性を手がかりに、現在の問題を理解する手法です。

「よく似た状況」は、自分の知識や経験はもちろん、他人の物でも構いません。

アナロジーをうまく使うコツは、

よく似ている状況を2つ以上探し、

それらの状況の経過や因果関係を理解したうえで、

現在の課題との関係性を考えることです。

そうすることで視野が広がり、

気づかなかった視点や観点で問題を把握でき、

結果として問題への理解度を深めることができます。

注意すべき点として、

人は自分にとって好ましい見方や都合の良い意見ばかりを選んで聞き、

解決する傾向があるということ。

早く解決したいという感情を抑え、

冷静に正しく状況を理解することに徹することが大切です。

リフレーミング

リフレーミングとは、物事の見方や解釈を意図的に変えることです。

誰でも自分にとって心地よい視点はあります。

そしてその視点はどうしても偏ったり固定したりしがちです。

かたやものの見方は当然人によって異なります。

その他人の視点をうまく使うのがリフレーミングのコツです。

例えば提供しているサービスに対する問題の診断をしているなら、

  • サービスを作る人
  • サービスを使う人
  • サービスに対する問い合わせを受ける人
  • チームに入ったばかりの新人
  • 別のチームの人

このように様々な人の様々な切り口から見た意見を集める。

「チームに入ったばかりの新人」や「別のチームの人」など、

その分野に慣れていない人や、全く別の分野の人に意見を聞くことは、

本音や鋭い指摘や分析を聞き出すチャンスを得ることにつながります。

まとめ

今回は『問題解決のカギは問題を理解すること。問題の理解を手助けしてくれる2つの方法』を紹介させていただきました。

あなたの努力が成果に結びつきやすくするための一助になれば嬉しいです。

  • こんなときはどうするの?
  • こういう考え方もあるよね?

こういったコメント大歓迎です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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