今回読んだ本は『Think Fast, Talk Smart』です。
この本は、即答力の鍛え方を教えてくれます。
「あなたはどう思いますか?」
なんて不意をつかれて聞かれたとき、
言葉に詰まってうまく返せなかったなんて経験ありませんか?
そんなとき、サラッと言葉を返せるとかっこいいですよね。
今回は、咄嗟に感想や意見を求められたときにうまく返せない…への3つの対処方法を紹介します。
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耳を傾け、自分に当てはめる
ふいに感想や意見を求められたときにサラッと返すためには、
この2点が大切です。
- 相手の話によく耳を傾ける
- 話の内容を自分に当てはめる
まず大前提、相手の話をちゃんと聞くことです。
メールを処理しながらとか、内職しながらなんて聞いてたら、
当然咄嗟の対応なんてできません。
相手の話を聞くときのポイントは3つです。
- 相手は聞き手に何を知ってほしいのか
- 相手は聞き手にどう感じてほしいのか
- 相手は聞き手にどのような行動を起こしてほしいのか
話を聞き終わったときに、これら3つのポイントがあなたの中で明確になっているかを確認し、
不明確なところがあるなら質問しましょう。
次に、その内容をあなた自身に当てはめます。
聞いた内容に対して、
- あなたはどう思うか
- あなたならどうするか
この2点を考えましょう。
そしてその内容をメモしておく。
こうすることで、咄嗟の質問への準備を整えることができます。
すごいことを言おうとしない
あなたはもう咄嗟の質問への準備ができているので、何も恐れることはありません。
あとは質問されたらただメモした内容を伝えるだけです。
そこでの注意点は1つ。
「すごいことを言おうとしない」です。
上司とかに感想や意見を聞かれたら、
- 良い発言を期待されている
- すごい良いことを言って印象付けたい
なんて思ってしまいがちです。
でもその考えが仇となります。
そんなふうに気負ってしまっては、言葉に詰まり、ありきたりなことさえ言えなくなってしまいます。
そこで咄嗟に感想や意見を聞かれたときのおすすめな考え方は2つ。
- そこそこできれば上出来
- ありきたりでいい
このくらいのスタンスでいれば良いんです。
事実相手だってそこまで良い意見は求めていません。
あなたの発言は、多くの感想や意見の中の1つのデータにすぎないんです。
でもそれで良いんです。
ありきたりだとしても、その感想や意見を伝えることが、相手の活動への協力になります。
気負わず、メモしたことを淡々と答えましょう。
瞑想
咄嗟の場面に対応するための、普段からの準備としておすすめなのが「瞑想」です。
急に感想や意見を求められたとき、少しでも冷静さを保つためには、
呼吸をゆっくりにすることが有効です。
呼吸をゆっくりにすると、気分が落ち着き、心拍数が下がることにより冷静さを保つことができます。
呼吸をゆっくりにするために有効なのが「瞑想」です。
瞑想を習慣化することで、普段の呼吸がゆっくりになり、
咄嗟の場面でも冷静さを保ちやすくなります。
わたしのおすすめは、毎朝の5分間瞑想です。
瞑想のやり方については、意志力がなくても続けられる意志力を高める2つの方法で紹介しています。
ぜひ毎朝の習慣に取り入れてみてください。
まとめ
今回は『咄嗟に感想や意見を求められたときにうまく返せない…への3つの対処方法』を紹介させていただきました。
あなたが咄嗟の感想や意見を求められたとき、サラッと返せるための手助けになれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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