今回読んだ本は『結果を出す人の仕事術』です。
この本はタイトルのまんま、結果を出す人の仕事術を教えてくれます。
今回は本書の中で紹介されている、
「出世できない人の特徴」をピックアップして紹介します。
現在ではジョブ型雇用へ移行する流れがあり、
その場合、出世しなくてもスペシャリストとして給与を上げていくことができます。
ただ現実として、日系企業で完全にジョブ型の人事制度を運用している会社は少ないです。
そのため、役職を上げていかなければ給与は上がっていきません。
そこで今回は、「どんな人が出生しにくいのか」と言う視点で、3つの特徴を紹介します。
ぜひ反面教師にして、今日から役立ててください。
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評論家タイプの人
- 課題や問題点だけ挙げる人
- 口は出すけど手は動かさない人
こういった評論家タイプの人は出生しにくいです。
もちろんチームの課題や問題点を発見できることは大切ですが、
それだけでは何の意味もありません。
それを自分事として受け止め、自ら解決し、成果を上げる。
出世できる人というのはそういう人です。
役職が上がれば上がるほど、
解決しないといけない課題は大きく複雑になっていきます。
だから当然、口だけ出して解決できない、しようとしない人が出世できるわけがないんです。
そんな人にもっと大きな課題を与えるわけにはいきません。
出生を目指すのであれば、
課題や問題点を挙げるだけではなく、
下手でもいいから、それを解決につなげるよう動ける人になることです。
上には媚び、下には威張る人
上司に対しての態度と、部下に対しての態度が違う人は出世しにくいです。
なぜなら、こういう人がリーダーやマネージャーになってしまうと、
- チームの正しい情報が上層部に正しく伝わらなくなる
- メンバーが疲弊し、離職率が高まる
という危険性があるためです。
そういう人の情報は意外とすぐに上司にも上がります。
今はチャットやメールでのやり取りが中心で報告もしやすく、
すぐにスクリーンショットに保存しやすくなっていることもあり、
証拠も見つかりやすいです。
ハッとした人は今日から改めていきましょう。
悪い事の報告が遅い人
仕事をしていればミスやトラブルはつきものです。
防げればいいですが、現実的にゼロにすることは不可能です。
大切なのはミスやトラブルがあったときの対応です。
対応が後手に回ると、トラブルが大きくなる可能性があります。
そのため、初動は早ければ早いほどいいです。
どんなに正しい対処でも、初動が遅ければトラブルは大きくなります。
この初動には上司への報告も含まれます。
ミスが起きたら、その時点で事象と現時点で考えている今後の対応を報告しなければなりません。
そうすることで自分がしようと思っている対応の是非も判断できますし、
他グループとの連携もしやすくなります。
結果としてミスやトラブルを最小限で抑えやすくなるんです。
役職が上がれば上がるほど、部下からのミスやトラブルの報告は増え、
それをさらに上に上げたり、他グループに報告する機会は増えます。
だからミスやトラブルに対する報告が遅い人は、出世がしにくくなるんです。
ミスやトラブルが起きたら、即上司に報告しましょう。
まとめ
今回は『出世できない人の3つの特徴』を紹介させていただきました。
あなたのキャリアアップの一助になれば嬉しいです。
- こんなときはどうするの?
- こういう考え方もあるよね?
こういったコメント大歓迎です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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