今回読んだ本は「プロフェッショナルサラリーマン」です。
この本は、プロのサラリーマンの仕事術を教えてくれます。
今回は本書で紹介されている仕事術の中から、
プロとして信頼される人になれる仕事術にフォーカスして紹介します。
他に紹介されている仕事術も知りたいという人は、ぜひ本書をお読みください。
サラリーマンにとって信頼は非常に重要です。
仕事で成果を出すためにはチャンスを与えてもらう必要がありますが、
上司からの信頼がなければそのチャンスを得られる確率も下がってしまいます。
そこで、今回は信頼される人になれる仕事術を3つ紹介します。
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「2-5-8」で報告する
信頼サラリーマンは、仕事が早いです。
もちろん物理的なスピードの速さもありますが、
同じ人間なので、そこまで大した差はつきません。
では何で差がつくかというと、やる直しの少なさです。
仕事が速い人はやり直しが最小限になるように仕事を進めます。
ではどのようにやり直しを防ぐのでしょうか。
それはこまめにフィードバックをもらうことです。
本書では「M字理論」として紹介されていますが、私は「2-5-8」と覚えています。
まず、仕事全体の2割程度で来た段階で報告します。
これにより仕事の方向性に問題ないかを確認でき、
大きなやり直しを回避することができます。
私の場合、例えば資料作成であれば、まず全体のイメージを紙にざっと書いて上司に見せます。
ラフにイメージを作った段階で一度完成イメージを上司と共有しましょう
次に5割程度できた段階で報告します。
これにより、ここはもっと深く、ここは浅くていいといった調整や、
課題の確認、対応を早い段階で行うことができます。
最後に8割の段階で報告します。
ここは微調整です。
このように上司のフィードバックをこまめにもらいながら進めていくことで、
やり直しを最小限に抑えながら、速く仕事を完結させることができます。
上司からしても、定期的に進捗がわかるので、安心して仕事を任せられます。
仕事を「パッケージ化」する
信頼されるサラリーマンは、仕事をパッケージ化します。
パッケージ化とは、自分の仕事をマニュアルや引継書を作り、
仕事とセットにしておくことです。
これをするメリットは2つです。
- 休みたいタイミングで休める
- 自分の空きスペースを作れる
1つ目は、仕事をパッケージ化しておくことで、休みたいタイミングで休めるようになります。
サラリーマンが休みづらいのは、休むと仕事が止まってしまうためです。
でもパッケージ化しておけば、代わりの人に「これを見ながら作業をお願いします」と頼めるので、
仕事を止めることなく休むことができます。
2つ目は、自分の空きスペースを作れることです。
繰り返しになりますが、仕事をパッケージ化することで、誰にでも頼めるようになります。
そのため、後輩や部下、もしくは外注など。
アウトソース先ができた時点でその仕事を手放します。
そうすることで、自分に空きスペースができ、
新しい仕事に挑戦できるようになります。
パッケージ化の方法は、こちらの記事で具体的に紹介しています。
ぜひ読んでみてください。
事実と解釈を分けて報告する
信頼されるサラリーマンは、事実と解釈を明確に分けて報告します。
事実と解釈をごちゃ混ぜにして報告すると、上司は正しい判断ができません。
「進捗が少し遅れていますが、大丈夫です」
この「進捗が遅れています」は事実ですが、
「大丈夫です」は解釈です。
もし上司が「大丈夫ならOK」と考えてしまい、
報告者の解釈が間違っていたら、
もう取り返しがつかないタイミングで気づくことになるでしょう。
特に気をつけたいのが、仕事がうまくいっていないときです。
うまくいっているときは頼まれなくても事実を伝えるでしょう。
でもうまくいっていないときは、上司に怒られたくないから、
なるべくポジティブに聞こえるように、
自分の希望的観測で報告してしまいがちです。
そのため、報告はあくまで「事実ベース」で伝えましょう。
進捗が遅れているなら、
「予定では50%終わっているはずですが、現在30%程度です」(事実)
「このペースだと期日に間に合わなくなる可能性があると考えています」(解釈)
「サポートを入れていただけないでしょうか?」(提案)
このように、まずは事実を正確に伝え、
その後それに対する解釈や提案を伝えます。
そうすることで、より適切な対策を考えることができます。
報告は事実と解釈を明確に分け、事実ベースで伝えるようにしましょう。
まとめ
今回は『信頼される人の仕事術3選』を紹介させていただきました。
あなたが信頼を得るための一助になれば嬉しいです。
- こんなときはどうするの?
- こういう考え方もあるよね?
こういったコメント大歓迎です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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