今回読んだ本は『7つのゼロ思考』です。
この本は、仕事のスピードを上げる方法を教えてくれます。
- 仕事が終わらない…
- 仕事が山積みだ…
あなたもこんな悩みを抱えていませんか?
大量の仕事を抱え込むと、精神的にも本当にきついですよね。
でも、実は3つのコツを押さえるだけで、そんな状況から抜け出すことが可能です。
今回は、仕事をため込まずに効率よく処理する3つのコツを紹介します。
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依頼主が優しくなる瞬間を利用する
どんな人でも誰かに仕事を頼むときは、少し優しくなるものです。
その瞬間を上手に活用すれば、譲歩を引き出すことができます。
具体的な方法は次の5つです。
- そのまま引き受ける
- 条件を交渉して受ける(質を下げる、締切を遅らせる等)
- 受ける代わりに他の仕事の条件を交渉する(減らす、質を下げる、締切を遅らせる等)
- 他の人に依頼する
- 断る
まず、相手の条件で引き受けても問題がない場合は、そのまま引き受けます(1)。
しかし、現在抱えている仕事量が多い場合は、
「この程度の出来であれば可能です」と質の交渉をしたり、
「その日までは難しいですが、この日までなら対応できます」と締切の交渉をします(2)。
また、今抱えている他の仕事を説明し、受ける代わりに他の仕事を減らしたり、
質や締切の交渉をするのも良いです(3)。
もし、あなたが手一杯でも、他の人に依頼できる宛がある場合は、
一旦受けてから他の人に依頼します(4)。
ただし、そんな宛もなく、あなた自身も手一杯な場合は、きっぱりと断ります(5)。
できないのに仕事を受けることは、あなた自身にも依頼主にもデメリットしかありません。
例えば、一旦引き受けておきながら、期限が迫ってから「できない」と伝えると、
依頼主は対応策を考える時間を失ってしまいます。
そのような事態を避けるためにも、最初の時点で「できない」と伝えたほうが、
依頼主にとっても親切です。
冷静に自分の状況を見極め、可能な範囲で仕事を受けるようにしましょう。
仕事を受けたらその場で質問する
仕事を受ける段階は、依頼主が最も話を聞いてくれる貴重なタイミングでもあります。
その時を逃すと、再び依頼主を捕まえなければなりません。
特に依頼主が忙しい上司である場合、その手間やロスはさらに大きくなります。
そのため、仕事を引き受ける際には、聞けることをできる限りその場で確認しておくのが理想的です。
このとき役立つのが「言語のイメージ化」です。
「言語のイメージ化」については、
わからないことに気付ける。言語をイメージ化する方法という記事で詳しく紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
10分以内で終わる仕事は今すぐやる
仕事をため込んでしまう人は、すぐ終わる些細な仕事でさえ後回しにしがちです。
一方、仕事を効率よく片付ける人は、短時間で終わる仕事をすぐに終わらせます。
その理由は、長い目で見ればそのほうが全体の時間を節約できるからです。
仕事を後回しにすると、「思い出す」という余計な時間が必ず発生します。
そのため、すぐ終わる仕事は後回しにせず、即座に処理したほうが効率的なんです。
では、具体的にどのように優先順位を決めているのでしょうか。
私は「時間最短化、成果最大化の法則」の著者である木下勝寿さんの方法を参考にしています。
- 10分以内に完了→今すぐやる
- 30分以内に完了→今日中にやる
- 1時間以内に完了→明日中までにやる
- 1日以内に完了→2週間以内にやる。やる日を決める
- すぐやる価値のないもの→「やらない」と決める
ここで重要なのがメモの残し方です。
すぐに取り掛からない仕事については、必ず丁寧なメモを残します。
メモは、忘れても内容がすぐにわかるよう具体的に書くことが大切です。
- 悪い例:「Aさんにメールする」
- 良い例:「Aさんに◯の情報を✕から抜き出し、エクセルにまとめたものをメールで送付する」
このように書くことで、「思い出す」時間を最小限に抑えられます。
まとめ
今回は『仕事をため込まずに効率よく処理する3つのコツ』を紹介させていただきました。
あなたの「仕事が山積みだ…」が少しでも解消できる手助けになれば嬉しいです。
- こんなときはどうするの?
- こういう考え方もあるよね?
こういったコメント大歓迎です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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